海外ドラマ「ブラックリスト S3 E5 / アリオク・ケイン」
リズが殺し屋に狙われている~という情報で始まった今回のブラックリスト。
まず、この殺し屋「ウェンディゴ」なんだけど、この男は金で雇われるゴルゴ系の殺し屋ではなく、社会悪に対する自警団的な殺し屋なんだとか。
ん?そんなの聞いたこと無いぞ?と思ったけど、この男の名前がエピソードタイトルになっていないということは、ウェンディゴはブラックリストに掲載されていない人物ということになる。
ま、要は小物といえるのだろう。
じゃあ、アリオク・ケインって誰だ?なんだけど、これはネタバレ無しにしておこう。
今回はリズが殺し屋に狙われるということなので、FBIの面々もリズを援護するはず。
中でも女を守る、男の中の男「レスラー」の見せ場が・・・と思ったら、そうじゃなかった。
レスラーはそれなりに活躍するんだけど、それは別の場所で。
リズを援護したのは、主にアラムとナヴァービだった。
レスラーが援護できなかった理由は、リズの件でFBI内で行われた査問会によるもの。
なのでレスラーは厳しい追求をうけるんだけど、このシーンのレスラーはカッコ良かった。
上司の追求で、キャリア、地位、金、安定などを脅かされているのに、男レスラーは全く意に介さず。
ビシッと女を守り、テロリストとして追われている元同僚は無実のはずだ!と自分の意見を主張。
男の価値ってのは、こういう時にハッキリする。
男として生まれたからには、いつでもこうありたいもんだね。
そしてデンベ。
リズとレッドの危機に駆けつけたデンベは、しっかり二人を守り通した。
このデンベの忠誠心も気持ちがいいね。
もちろんレッドもデンベの危機には同じことをするんだろうけど、お互いに恩を忘れないという姿勢は見習いたい。
自分だけ得をすればいい・・みたいな人間が多い実際の社会を考えると、彼らのような関係は理想とも言えるよなぁ。
そしてトム。
ブラックリストでは今までもレスラーが活躍すると、なぜかトムも活躍するという法則があるけど、今回もまさにそれ。
トムはリズのために、ロシアへの潜入捜査の糸口を探している最中。
今回はワルに憧れる金持ちに近づき、今回ついに糸口を掴んだ。
エージェントらしい動きで目的を果たそうとするトムもカッコ良かった。
特にワルと渡り合う時のトムは抜群にいいね。
金持ちのボンボンと美人彼女もなかなかイイ演技をしていて好感が持てた。
それから後もう一人、ソロモン。
このソロモンというキャラもいいよなぁ。
実にいやらしくて、コワい。
局長とソロモン、最終的にどちらが結社の実権を握るのかはわからないんだけど、当面はソロモンがレッドを狙い、レッドを消せばソロモン、しくじれば再び局長~と、こんな構図なのかな?
前回までは局長のほうが劣勢だったけど、レスラーの審問会での発言なんか聞いいていると、まだまだ諦める気はないようだ。
しかも最終的にはFBIでレスラーと共同捜査することに・・・
ここを読むと、局長はレスラーに殺られるんじゃないか?なんて想像できるけど、さあどうなるかな?
そして次回、予告の感じだと、いつものブラックリストに戻りそうな感じ。
これはこれで楽しみだ。
このブログの記事を書いています。海外ドラマを一緒に楽しみましょう!
コメント