海外ドラマ「ザ・フォロイング S1 E9 / 愛の鋭利」
正直言って、一体どこが面白いんだろう?と思いながらも、
欠かさず見てきたザ・フォロイング。
でもこの海外ドラマを欠かさず見てるということは、面白い部分も多い
事なんだと、それもよく分かってる。
でもパンチ不足、必要なリアリティに欠ける、キャスティングもイマイチ、
だいたいそれがここまでの感想。
だけど、今回は先につながる面白いエピソードだった。
今回のストーリーは、FBIがジョー・キャロルの妻「クレア・マシューズ」を
ジョーどころかライアン・ハーディーにも知らせないという、
徹底した保護を始める。
ジョーとその仲間はクレアを探す為クレアと同姓同名の女性を
次々に殺害し始める。 ジョーの狙いはその事件を知ったクレアに自ら
出てこさせるという罠。 だがライアンらFBIは、クレアに一切の報道を
見せないことで、それに対処。
結果はFBIがジョーを上回った。
話は変わって、ジョーのアジトにはエマと確執のあったジェイコブが
ロデリックの助けで帰還する・・・
今回面白かったのは、なんといってもジョー X エマ X ロデリック X
ジェイコブの関係。 ここは緊張感あるし、どう転ぶかは予測できない。
暴走気味のエマに反感を持つ?ロデリック、そして当然ムカついてる
ジェイコブ、この3者の関係はかなり面白い。
さらにロデリックの思惑も一筋縄では行かないし、あのジョー・キャロルが
それに気づかないほどマヌケのはずはない。
ジョーはロデリックをNo.2として認めているけど、実はこの2人の関係が
一番面白いのかもしれないね。
そして家族と完全に決別し、相棒ポールを失ったジェイコブ。
第一話から登場し、多くのドラマがあったジェイコブは、ザ・フォロイングで
重要な役割を担うんだろうね。
ところで最近の追加キャストと今回のゲストについて。
追加キャストで言えば、FBIを新たに指揮するニック・ドノヴァン役の
マイク・コルター。 彼はグッド・ワイフでマフィアのボス、
「ルモンド・ビショップ」を演じていた。 今回のFBI役も威圧感ある
タイプで彼にピッタリだ。
それと今回ちょい役だったけど、エイミー・ハーグリーブス。
この人はHOMELANDでキャリーのネーチャンを演じてる人。
前にも書いたけど、なんかこの人好きなんだよな。
あと24のカレン・ヘイズ、クリミナル・マインドのエリン・ストラウス
を演じている「ジェイン・アトキンソン」がジェイコブの母役で登場。
最後に重要な役「クレア・マシューズ」を演じている、
「ナタリー・ジー」さんに一言。
この人って、何でいつも最高の役が回ってくるんだろう?
確かに演技も上手いし、美人でスレンダー、面白い役もこなす天才タイプ
だと思うけど、でも他にもいい勝負の女優なら沢山いそうな気がする。
でも違うんだよね。 彼女の実績がそれを証明している。
少し前の、ダーティー・セクシー・マネーの「カレン・ダーリング」は、
番組上一番オイシイ役だったし、つい最近のカリフォルニケーションでは、
シーズン5の初回とラストに登場。 初回でハンクの家を燃やし、
ラストではハンクに薬を盛って殺しかけてるという、超オイシイ役。
ザ・フォロイングでも最重要キャラで、主役2人に愛されてる。
ついでにそろそろ日本でも始まる「アンダー・ザ・ドーム」にも出演。
この人の忙しさと、役を掴む力を見てると、相当光るモノを持ってるんだろうと
想像できる。 わかりにくいけど、スゲー実力者なんだろうね。

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