海外ドラマ「ザ・フォロイング S3 E15 / 審判」
今回はザ・フォロイングの最終回。
最初に見終わった感想を簡単にまとめると、3シーズン続いたドラマの最終回としては平均的、でももしシリーズが続くのであれば、なかなかいいつなぎ方だった・・・という感じ。
最終的にストーリーが行きついたのは、ライアンはテオを追い死亡(実は生きているが死んだ事に)、テオは生死不明、マックスは無傷、マイクは生き延びる、そして謎の女イライザはテオと対立したが生き延び、もし今後があるならライアンの敵になっていたはず~となった。
この結果として言えるのは、シリーズが続く場合のメリットは生かしておき(または生死不明)、新たな敵としてイライザとその背後の組織?を描いたという感じだ。
この辺は悪く無いと思うし、続行か打ち切りかの発表前だったら良かったといえる内容なんだろうね。
まあ、放送が打ち切り決定後だったのは、ザ・フォロイングにとって不幸だったと言えそう。
個人的な細かい感想も書いておくと、やっぱり残すべきキャラを殺し(デイジー等)、殺すべきキャラ(マックスとマイク)を残してしまったというのが残念。
もちろんキャロルの死刑執行など、素晴らしい決断もあったけど・・・
これは前にも書いたけど、キャラの魅力を見誤った感はあるなぁ。
それから残念というか希望的な事だったけど、これが最終回だと分かっていたのなら、ライアンのサイコ化についてを描いて欲しかった。
そしてもちろん、亡霊になったジョーとライアンの結末も知りたかったね。
製作時は最終話になる可能性はあったにしても5分5分程度だったはずなので、難しいのはよくわかるけど。
でもこんなのは今だから言える話か・・
あと残念だったのは、テオの登場時の雰囲気を変えてしまったところだよね。
あのまま感情なしの、次世代のシリアルキラーを演じさせていたらすごい事になってたと思う。
これももちろん今だから言えることだけど。
こういうのを考えると、ドラマでも映画でも、本でもマンガでもそうだと思うけど、ストーリーのあるエンターテイメントは、見る側の予想を遥かに超える筋書きを用意しないと大ヒットしないということなんだろう。
物足りなさが残るし、毎回予想通りや予想以下が続くと、継続して見る気が失せてしまう事になるよね。
ただこのザ・フォロイングに関して言うと、シリーズ開始当初はいい感じで始まったし、ルークの家族登場時も良かった、そしてシーズン3でテオが登場した時は一番期待したので、最終的には良いイメージが残った。
もったいないなぁ~という感想のほうが強いのが残念だけど。
そしてもう一つ、ケヴィン・ベーコンはドラマより映画のほうが合う。
これは確実だと思う。
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