海外ドラマ「ホワイトカラー S6 E6 / さようならニール」。
詐欺師「ニール・キャフリー」と、FBI捜査官「ピーター・バーク」の友情系・犯罪捜査ドラマ、ホワイトカラーがついに最終回を迎えた。
AXNミステリーで初めて見たホワイトカラーは、粋でオシャレ、そして毎回美人が登場!と、とにかく楽しませてくれた。
ニールのカッコ良さにもシビレたけど、個人的には超イケメンのニールと、スタイル抜群の美人女優ゲストの攻防が毎回楽しみだったなぁ。
ただ、その路線が徐々に変わっていき、ニールとピーターの友情に焦点が当たるようになってから、やや鋭さが欠けてきた印象を感じていた。
犯罪そのものの面白さ、毎回登場する敵か味方か分からない美人(だいたいは敵)、そしてピーターをある意味尊敬しているが、どこかで出し抜こうとしてるニール、このバランスがホワイトカラーを面白くしていると思っていた。
ま、この辺は視聴者数にも明確に表れていて、シーズン1からファイナルとなったシーズン6まで完全な下降線を辿っている。*ただこのパターンは他の人気海外ドラマでもよくあるので、別に悪いってことでもない。
ただそうはいっても、このホワイトカラーは全米のエンタメ界に大きな影響を与えた事も事実。
特にその後のマット・ボマー(ニール役)の活躍はすごいものがあるよね。
最終回のエピソード
まず最終回の感想だけど、人によっては少しライトな印象を持つかもしれない。
でも個人的には、ニールらしさは出ていたように思うかな。
というか、このホワイトカラーの最終回を想像した時、例えばニールがFBI捜査顧問として残る~なんていう結末は誰も想像しないと思う。
なので、なんとなく思い浮かぶのは、どうしようもない事態(ピーターやエリザベスに危機が迫るとか)に巻き込まれ、ニールが犯罪を犯さざるを得なくなる状況から逃亡とか、モジーを救うため仕方なくピーターに別れを告げる・・なんて結末だと思う。
でも、こういう結末になった。
ある意味、上に書いた状況に似てはいる。
でも、個人的に一番驚いたのは、モジーについてだ。
あの結末はもしかすると、ニールにとってモジーとピーターが同格の友人になったという演出だったのかな?
たぶんそれ以外に考えられないと思うけど、そうだとすると、もしかしたら間違えたかもしれない設定を最後まで貫いたのは6シーズンも継続させた製作者のプライドみたいなものなのかもしれない。
ということで、いい意味で予想を裏切ってくれたし、あのラストシーンからイメージできる新たなニールの人生が、なんともニールらしくていいと思った。
しかも、あのラストから考えると、いつかまたニールVSピーターの場面があるのかも?なんて想像もできるしね。
心に残ったゲスト
ホワイトカラーの俳優で心に残ったといえば、もちろんマット・ボマーだよね。
他のレギュラーでは、ダイアナ役のマーシャ・トマソンが一番好きだった。
そしてホワイトカラーといえば美人ゲスト。
特にシーズン1・2には、そうそうたる女優陣が登場している。
まずはニールの真の恋人だったケイトを演じた「アレクサンドラ・ダダリオ」。

この人はニールにとってのカリスマ、ケイトをよく演じていたと思う。
アレクサンドラ・ダダリオは、出番が少ない割にやたらと印象に残ったのは、この人が超美形だったからだけじゃなく、設定が良かったからだと思うな。
そしてニールの恋人といえば、ホワイトカラーで個人的に一番好きなキャラだった「アレックス・ハンター」。
アレックスはニールと腐れ縁の関係で、お互いに利用しあったり、騙し合ったり・・
でもいい関係で、お互いを尊重しあっているような感じだった。
アレックス・ハンターの良さは、スタイル抜群でサラサラヘアー、彫りの深い彫刻のような顔と、アスリート的な身体能力の高さ、ズル賢さなんかだよね。
まあ、あのマット・ボマーの相手役だから、美人なのは当然なんだけど、この人の場合はカッコよさがハンパじゃなかった。
アレックス・ハンター役の女優は「グロリア・ヴォトシス」。
ケイトやサラも強烈だったけど、個人的にはアレックス・ハンターの悪いオンナぶりが好きだったね。
ホワイトカラーのベストエピソードを選ぶとしたら、シーズン1の最終話。
ここでもアレックス・ハンターが活躍するんだけど、あの頃のホワイトカラーは抜群に面白かった。
今からホワイトカラーを見る人がいるとしたら、絶対にシーズン1の初回から見る事をおすすめする。
このシーズンのラストはケタ違いの面白さだから。
そんな感じでホワイトカラー、決して忘れない海外ドラマ、そしてニール・キャフリーは決して忘れないキャラになったよ。

このブログの記事を書いています。海外ドラマを一緒に楽しみましょう!
コメント