海外ドラマ「リベンジS3 E11 / 生還」
どうにも判断に困る今回のリベンジ。
でも一番感じたのは、なにか嫌な方向に進んでいるような気がすること。
そして良い面と悪い面がやけにハッキリした一話だったとも思う。
まず悪い方から行くと、何よりもダメなのがチーム・エミリーのメンバー、ノーランとエイダンに、ジャックが加わりそうなこと。
もう今回もそうだったけど、ジャックのキャラがここに加わってしまうと、エミリーが死んでるかどうかって時に、「オレのせいだ~」とか、もう勘弁してよ的な展開がジャンジャン続く。
コレが最終回間近ってことなら、そんな展開も仕方ないと思うが、まだこれから続けようという時にコレじゃあなぁ。
それに終盤早くも回復したとはいえ、エミリーの記憶喪失って・・・
まるで80年代のドラマ(それも日本の)みたいな展開。
リベンジが成功した理由は、現代的だったことと、グレイソンファミリーの面白さ、エミリーとノーランのリベンジが爽快だった、というのがあると思う。
この展開だとクサイだけで、星の数ほどある一介のソープドラマと何ら変わらない。
そういえばシーズン3になって面白かった面も、今回の一話でだいぶ消し飛んだ。
ノーランはシーズン3初期のキレのない存在に戻り、相変わらずパトリックは意味不明、
シャーロットもなんでいるのかわからず・・・
と、ボロクソに書いておいてなんだけど、エイダンとグレイソン夫妻だけは相変わらずイイ。
ヴィクトリアとコンラッドのお笑いコンビは本当に見ていて飽きないし、この2人には毎回必ず特別ステージが用意されてる。
今回も序盤・中盤・終盤と大事なところで夫妻のコントが入る。
ついでに言うと、ここにリディアが入るとこれ以上ないほど笑える。
そのリディアなんだけど、またしても退場の危機。
毎回書いてるけど、このキャラクターを失うのは得策とは思えないけどな。
コンラッドが光るし、リディアがヴィクトリアをコケにする会話シーンは最高なんだけど。
それからメインキャストの影に隠れがちだけど、意外と悪くないのがマルゴー。
マルゴーはザコキャラ的な登場だったのに、今はそれなりに効いてる。
マルゴー役の女優の名前は「カリーヌ・ヴァナッス」。
たぶん他では一回も見たことがないと思うけど、そこそこ芸歴は長い。
考えてみればエイダンも最初は全然意味不明だったけど、今は完全にレギュラー。
ダニエルもお約束のようなアホキャラスタートだったのに、今ではいなくてはならない不動のレギュラーになっている(彼は本来S1で死ぬ予定だったしね)。
もしかするとマルゴーも育つかもしれないね。
ストーリー(脚本)で言うと、どうしても間違った方にかじを切ったように今回は感じたけど、
もう少しガタガタ言わずに見てみようか。
そういえば最後にエイダンの元カノみたいなのも出てたし。
彼女は海外ドラマではよく見る女優だよね。
それよりリベンジスクールの出身だとするとエミリーの記憶にもあるのかな?
それにしても点滴に仕込もうとしていたけど、あれは殺そうとしたのかな?
まあそれしか考えられないけど、その理由はなんだろうね。
アメリコンの関係かな?
そしてビクトリアがついにエミリーの正体に気づきそうなのは期待できるな。
ソコからが本当の意味での復讐のストーリーだ。
バチバチにやりあうのも面白いと思う。
(写真 ABC.com)
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