海外ドラマ「レイジング・ザ・バー S2E12 / 愛のムチ」
レイジング・ザ・バーは、この回を含めて
残り4回で終ってしまうので、ゆっくり時間を取れる時に
見る事にしてる。
で、ここから最終回までは全部感想を書くと思う。
今回の内容は凄く濃くて、またまたイロイロ考えさせられる
ストーリーだった。
内容を少し書くと事件は2つ、
1つは疝痛(腹痛)を起こした馬の件、
もう1つは麻薬中毒の妊婦の釈放について。
馬の件は、ロズとマーカスがやり合うんだけど、
珍しくマーカスが勉強不足で、最終的にはロズの
主張がほぼ全面的に認められることになる。
ただこれは、ある程度公平な結果だったし、
ある意味ハッピーエンドだった。
問題は麻薬中毒の妊婦の件。
ボビーは被告の釈放を主張、ミシェルは捜査を延長するため
の拘留継続を主張。
ミシェルの本当の理由は、重度の麻薬中毒者は、親として
不適格だという判断がある。
ボビーは親と子は一緒に、、という考え。
レイジング・ザ・バーでは、ボビー、ケラーマンなど
弁護側が人間的で、ミシェルやマーカスら検事側が
やや非情に見えることが多い(実際そうかな)。
一見今回もそう見えなくも無い。
でもこれは違うんだよね。
親子は一緒に居るべきだとも思うし、
施設が良くないのも分かる。
でも今回の被告はヘロイン(覚醒剤)中毒。
覚醒剤のジャンキーは、どんな理由を並べようが、
どんな正論を言おうが、ただの言い訳。
そう、言い訳ばかりで信じても意味が無い。
しかも、まず止めるなんて事はありえないしね。
だから今回はミシェルの判断が100%正しい。
結果は「不戦勝」で、ミシェル(検事側)の勝利だった。
でも最後まで自分を信じて戦ったケラーマン、
同じく自分を信じていたミシェル、
内心ケラーマンに賛同していたチャーリー、
チャーリーにも自分を曲げない、相変わらずなケスラー、
そして、おそらく何が正しいか判断の付かなかったボビー。
静かで、淡々としていたけど、いい内容だったと思う。
S1の面白さとは違う、レイジング・ザ・バーの新しい
良い面が出たストーリーだったと思う。
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