海外ドラマ「レイジング・ザ・バー 最終回」の感想と、
レイジング・ザ・バーのシリーズ全体の感想を、
ミックスで書いてみる。
まずは今回のレイジング・ザ・バー S2 E15、
邦題は「善良なる者たち」で、
原題は「ハッピーエンディング」。
パッと見は違うけど、ある意味共通している、共にいいタイトル。
実質的な意味としては、ほとんどの善人がハッピーエンド。
でも最後に道を踏み外した1人だけが穴に落ちた。
最後の最後でハマったのはケスラー判事。
(この人の役も凄く良かった。ムカつく事も多かったけど)
恋人の息子を理由も無く保釈させた上に、その息子が出所直後に
飲酒運転で死亡事故を起こすという、現実でもありそうな
大失態によりケスラーは判事を追われることに。
これはシリーズを通してやり合ってきた、ケラーマンが本当に
ハッピーなのと、対比の演出なんだろうね。
しかも腹心中の腹心だったチャーリーも、最後はケスラーを
見限るという厳しい結果に。
そのチャーリーは、たぶんファーンズワースに付くと思うけど、
善人だった彼が評価されているのは、悪くない気分だった。
最終回だからこれでいいと思う。
S1の厳しさを考えれば、最後に善人が報われた内容はいいと思う。
(最後までケスラーと共にと、思ったが、、)
でももし、S1の調子を続けていれば、このドラマはまだ終って
いなかったかもしれない。
そこは本当に残念だなぁ。
レイジング・ザ・バーのキャラは、他のドラマにはほとんど無い程
魅力ある、深いキャラが多かったからね。
(彼はこの後、あまり役に恵まれていない)
特に個々の俳優にとって、これ以上無いようなハマリ役が
何人もいたから。
1人あげるなら、最後までらしかったバルコは、このドラマで
最も輝いていたキャラだと思う。
バルコ自体もいい設定だったと思う。
最後のほうに登場したアシュリー役のオータム・リーザーは、
見せ場が来る前に終っちゃったけど、続いていれば絶対この人も
当たり役だったと思う。
凄く残念だけど、彼女はこの後バリバリの売れっ子で通っているから、
本人にとっては良かったのかもね。
何かまだ見足りない気持ちが大きくて、残念で仕方が無い。
本国での放送終了は、もう3年以上前の話なんだけど。
こういう骨のある法廷物が最近無いから。
S2の最初の3話が特にダメだったんだよな。
あれで相当数の視聴者を失ったはずだ。
何でああなったのか、もったいないな、本当に。
でもS1は本当にいい出来だったし、忘れられない海外ドラマの
1つになった事だけは間違いない。
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