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レイジング・ザ・バー 熱血弁護人 S2 E4

レイジング・ザ・バー (完結)

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海外ドラマ「レイジング・ザ・バー S2 E4」
邦題は「ネットの落とし穴」。

変な書き方になるけど、アメリカ的にはこの邦題でOKなんだろう。
でも日本人には全然違う見え方だったと思う。

最初にドラマ自体の感想から書くと、
かなりいい頃のレイジング・ザ・バーが戻ってきたと思う。

今回は題材もストリーも良かった。

俳優に関しては、ジェリー・ケラーマンVSニック・バルコ。
バルコはメンタリストの「ウォルター・マッシュバーン」。
ついでにケラーマンが弁護するのは
グッドワイフの前検事局長「グレン・チャイルズ」。
この構図は少し面白いね。

Raising the Bar_7_7.jpg
(この人もまだまだ若い、それにスタイルいいね)

で、話を戻すと、今回の題材は「児童性犯罪」でもある。
今回のエピを見た日本人は、まず被告は無罪だと思うだろう。
裁判の争点が、故意か?とか、被告が性犯罪者か?とかであれば、
被告の元妻の証言の時点で無罪確定。

自分もそうだけど、日本人はここにこだわると思う。
でもアメリカの小児性犯罪に対する考え方は、
日本とはかなり違う。

今回の結末は「想像しろ」という事なんだろうけど、
被告はあの後、「性犯罪者登録+育児講習」の取引に応じたという事だよね。

おそらく検事のバルコも判事のケスラーも、被告が性犯罪者でないことは百も承知。
でもアメリカでは、このくらい厳しく見ないと子供を守りきれないという事なんだと思う。

だから親の責任という面でのペナルティー、
そして世間へのアピールって事なんだろう。
実際の被告はほぼ人生終わりだからかなり厳しい結末だ。
でもこれを厳しいと見てはいけないんだろうね。

今回の被告はネットの穴に落ちただけだけど、
もっと悲惨な事件を生む可能性もあった。
日本に置き換えて考えたり、被告に同情したり、いろいろ考えが巡るのが
このドラマのいいところ。

だいたい理不尽な結果に終わるけど、それをどう捉えるか?
こういう面を見せられるドラマは貴重だと思うな。

 

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