海外ドラマ「ブラックリスト S2 E2 / モナーク・ダグラス銀行 」
今回は人名ではなく、モナーク・ダグラスという銀行がタイトル。
久々の法人名義だけど(笑)、真のブラックリスト対象者はこの銀行内の「フォーミュラ」と呼ばれる「何か」だった。
結論から言うと、このフォーミュラは行員の女性。
この女性は見たもの全てを記憶するという、超記憶力を持つ人物だった。
このフォーミュラが全世界の悪党から集まる金を、記憶で管理する。
通称フォーミュラの本名は「カジャ・トムザック」。
ポーランド人だそうだ。
フォーミュラ本人が言うには、銀行の悪事は知っていたが、それを見て見ぬふりをする内、いつのまにか銀行の奴隷状態になっていたとか。
そしてこのフォーミュラ、ブラックリストではリスト対象者のほとんどが死ぬか、逮捕されるかなんだけど、彼女の場合はFBIに守られて生存することになった。
彼女はそれだけの能力者なんだけど、今回面白かったのは、このモナーク・ダグラス銀行襲撃事件の黒幕がレッドだったこと。
理由はモナーク・ダグラス銀行に預けられていたベルリンの資産。
この資産を暴力的に差し押さえることで、捕らえられていたレッドの元奥さんと交換する計画だ。
結局計画は成功したんだけど、今回のブラックリストで一番のポイントはそこじゃなかった。
ポイントはレッドがベルリンに言った、「ベルリンの娘の殺害をレッドのせいにした何者かがいる」というところだよね。正確には「共通の敵」と言っていたかな?
もちろんこれが正しいと鵜呑みにはできないんだけど、あの状況でレッドがベルリンにウソを付くとは思えない。
そしてあの状況でベルリンが信じるとも思えない、
レッドとベルリンには、なにか重大な接点があることは確実なんだけど、2人が対立する理由は本当にでっち上げられた話なのもかもだ。
それにしても、もしそんなことができると者がいるとすれば、それはフィッチが所属する謎の組織しかありえない。
あっちが真の敵、国家の敵ということかな?
今回は単純に面白いエピソードだったけど、このポイントはストーリー上でも大きな転機になった。
それ以外で目についたのは、モサドの女。
モサドがレッドとベルリンの抗争にどう関わるのかわからないけど、なんとなく重要人物っぽい演出が続くよね。
もちろんモサド所属というのがウソという可能性もある。
実際、レッドと手を組んだようだし、ここにもなにか重大な秘密があるんだろう。
それからシーズン2になってから気になるんだけど、リズのルックスがだいぶ変わった。
シーズン1の時のようなFBI丸出しファッションから、ベルリンから隠れるためのファッションに変わったのも理由か。
それにしてもリズ役のメーガン・ブーンは、よく見るとペルシャの血も入っているのかな?
青い瞳にどことなくアラブ系の顔の形はカッコいいね。
シャープになった感もある。*髪型はあまり好きじゃないけど。
そして今回、一番気に入ったところは、ブラックリストではおなじみのシーン、レッドの演説だ。
今回はなんといってもあのベルリンに対しての演説だから(笑)。
言い返されてたけど、この2人はなかなか面白いなぁ。
レッドを殺したくてしょうがないはずのベルリンが、レッドのくだらない演説をまじめに聞いているのには笑ったよ。
それからモナーク・ダグラス銀行の頭取かな?
ストリックランド氏の演技、存在感もなかなかだったね。
ベルリンの脅しにもビビらず、冷徹で有能な銀行員を印象づけた。

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