今回ブルが依頼を受けたのは「ジュールズ・カフリー」というセレブ。
ジュールズは有名な弁護士でサポーターもヘイターもたくさんいる。
このジュールズの婚約者がジュールの自宅で殺された事で、彼は殺人容疑で逮捕される。
ところで彼は過去に3度の離婚歴があり、今回の相手は20歳年下。
ということで、世間は自動的に(笑)ジュールズに対し疑いの目を向けている。
弁護士ジュールズが裁判では自己を弁護!
とりあえずジュールズの強引な依頼を受けたブル。
まずブルはジュールズに自己弁護をさせる戦術を選択する。
ジュールズは自己陶酔型の尊大な男。
ブルの予想する検察の戦略は、ジュールズは婚約者にフラれ、嫉妬で殺したというもの。
まあこういうタイプの男には、こういった戦略は常套手段。
ブルはそれを逆手に取ろうという考えらしいんだけど、ジュールズは思った以上に身近な人間に嫌われていたりと厄介な男だった。
さらにメディアの前でエラそうにスピーチ・・
一応ここまでのジュールズはブルの想定内の行動だったようだけど、陪審員選びでジュールズは致命的なミスを犯す。
陪審員忌避の大事な場面でジュールズはブルの指示を無視し暴走。
これによってブルは大幅に戦略を変更することに・・
だがジュールズは弁護で一流弁護士の力を見せる。
彼はなんと自分の元妻達(笑)を証人として喚問する。
そこで彼女たちに自分の愚かさを指摘させた後に、自分が決して暴力を振るわなかったこと、そして彼女たちが当時とても幸せに感じていた事を証言させ、陪審員の好感を得る事に成功する。
ケイブルの恋愛問題が面白い
このブルとジュールズの法廷シーンの間に、最近彼氏が出来たケイブルの小ネタがあった。
このブルではベニーとマリッサがブルの両翼として活躍しているけど、その他3人のTACメンバーにも均等にスポットを当てている。
今回はサブストーリーでケイレブの出番。
今回、ケイレブの彼は理由もないのにケイレブにプレゼントをしたりする。
彼氏ができたてのケイレブは素直に喜んでいるが、TACのメンバーはこれを彼氏が何かやましいことをしていて、その罪滅ぼし的なものの見る。
特に元FBI捜査官のダニーは彼の浮気を疑う。
なんとなく彼氏の浮気かぁ・・なんて演出的にも傾いてきた時に、実は彼氏はゲームに夢中になっているというオチだった。
ただこのオチ、ちゃんと前からの伏線がある。
ケイレブの彼氏はゲームヘビーユーザーで、クリエイターでもある。
で、彼氏は以前、ゲームにハマりすぎてケイレブと分かれた事がある。
なのでケイレブにとってはゲームも浮気も対して変わらない。
復縁するときもゲーム禁止の約束を彼氏にさせている。
ところがケイレブは彼のゲームを許し、一緒にやろうぜ!とカッコよく切り返した。
この演出はオタクの恋愛をカッコよく描いた良いシーンだったなあ。
ケイレブは他のTACメンバーと比べ少し存在感が薄かったので、今回のお話は良いタイミングだった。
最終的にまたしても無罪を勝ち取るブル、さらにまたまた真犯人まで挙げる
今回はジュールズの光る弁護もあったけど、やはり勝負を決したのはブル!
ブル(TAC)は、ジュールズの婚約者が実は詐欺師だったことをつきとめ、ジュールズが完全の騙されていたことから殺人を犯す事はありえないと主張。
これに検察は対抗するが、陪審の判断は無罪。
この流れは面白かったんだけど、この後で真犯人までブルは突き止め、検事に花を持たせる。
これはブルではよくあるパターンなんだけど、そこまで正義に固執しなくても・・とは感じてきたなぁ。
アメリカのドラマでは、いわゆる「シュール」なストーリー、展開が受ける傾向にあるから、ここまで正統的な正義の話はどうなんだろ?とやや感じるな。
まあ、そのうちそうはいかなくなったり、ブルに思いもよらないピンチが訪れたりするんだろうけど、ここまで徹底しているとあまりそういうシーンが思い浮かばなくなる。
NCISでは、あの鬼のギブスだって、妻子の敵を撃ち殺したしね。
そういう人間的なところを、今後ブルが見せることがあるのか?んー、個人的はそうあって欲しいね。
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