BULL/ブル2 法廷を操る男 E3 / 二度死んだ息子

BULL / ブル 法廷を操る男
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今回のブルは、大学のサークルの新入生歓迎会(全16人)で、大量の飲酒をし川で溺死した学生の裁判の話。

まず裁判的なポイントで言うと、学生達15人は全員が全く同じ証言をしている。

 

  • 酒は飲まされたのではなく自主的に飲んだ。
  • 被害者は一人で川に行き溺れた。

 

ところが深夜に16人で出ていき、15人で帰ってきたビデオ映像を発見。学生達は、死んだ学生はカメラのない別の出入口から一人で帰ったと主張。

ということで、明らかにウソを付いている学生達。Dr.ブルは、この事件の担当検事の母(裁判官)から息子を助けるように頼まれ、これを快諾。

ブルは被害者の母と会い、彼女の息子の死の真相を知りたいという望みを聞き、この事件の解決を約束する。だが学生達は皆裕福で、強力な弁護団を結成しブルと検事に戦いを挑んできた。

 

今回の事件の難しい所

今回のブルはシーズン1の時のように、真実を追求するストーリーになった。

だがシーズン1と大きく違うところは、視聴者が今回のオープニングのシーンから真実を知っているという事。ブルは知らないのに視聴者は知っている。

今回はどうやってブルが真相を明らかにするのか?そして勝つか?を楽しむという訳だ。

 

そんな真実の中で、1つとても難しいポイントがあった。それは死亡した学生の本心。

彼はサークルの新入生歓迎会で、確かに飲酒を強要されている。だがそれは陰湿なイジメ的なものではなく、被害者も含めた新入生達は、その飲酒も川で泳ぐことも、それなりに楽しんでやっていたのだ。

被害者も含めた彼らの本心は、サークルで無茶なことを強制されてはいたが、全員がこのサークルに加入することを望んでいて、先輩も含めて全員が強く仲間意識を持っていた事だ。

この仲間意識だが、サークルのメンバーは本当の仲間が欲しくてこのサークルに入会し、無茶なことを皆でやる度に、その仲間意識を強くしていった。

当然、被害者の学生もイジメられていたわけではなく、逃げ道が無いほど追い込まれていたわけでもない。

さらに、被害者が死亡した時、溺れていることに誰も気が付かなかったこと。誰かが気づいたときは、すでに一人足りない状態だったこと、があった。

 

ブルが最終的にとった戦略は?

当初ブルはサークルの中で最も気が弱そうなメンバーを狙って、その固い仲間意識を崩そうとした。

だが、その作戦は失敗。どのメンバーも仲間の絆は固く、誰一人口を割らなかった。

そこでブルが取った戦略は、被害者の母親を証人として呼び、検事に尋問させるというもの。

これによって、ブルは彼らの仲間意識の底にある被害者への罪の意識をあぶり出すことに。

 

大学のサークルの新入生歓迎会で大量の飲酒、そして誰かが死ぬ。このストーリーはかなり使い古されていて、オリジナルの欠片もない。

でも最後にリーダーの良心に訴えるというのは面白いと思った。

まあブルの当初の予定では、リーダーの良心にも希望を持っていたけど、それ以上に「他の仲間が裏切るぞ!」という脅しが中心の戦略だった。

さすがに懲役25年には屈していたリーダーだが、その底にあるものが、本当の仲間意識だったというのは斬新だ。

イジメて殺して、皆で隠蔽する、ではなく、実際は命令はしたが被害者は仲間と共に無謀な挑戦を乗り越えて絆を強くしたがっていた。

ここに気がつくブル、そしてそれをいちいち説明しない演出。最近はこのセリフではなく、演技を見て理解してくれ!という演出がブルを面白くしている。

 

今回のゲストはミスター・キャプラン

今回のゲストで一番目立っていたのは、今回の裁判の判事。

「とにかく厳しい量刑を科す事で知られる」という触れ込みで出てきた判事は、ブラックリストのミスター・キャプランだった。

髪を更に短くし判事の服を着ているので、最初は分からなかったが、よく見たら、ああ、ミスターキャプランだ!と気がついた。

本名は「スーザン・ブロマアート」。

この人はいろいろなドラマでよく見掛けるけど、ミスター・キャプラン以外で彼女を一番覚えているのは、グッド・ワイフに出演した時。

この時の登場シーンは1分くらいだったと思うけど、すごく印象的で面白かった。

確か、アリシアとケイリーが受付を雇うとかの話で、その面接に来た一人だったはず。

コメディ的な登場シーンで、短時間だったけど、妙に印象的だったので記憶に残っている。

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