海外ドラマ「グッド・ワイフ S4 E1 / マディソン郡の道」
う~ん、 ん、 ん・・・
このブログでは今まで、「グッドワイフが一番面白い海外ドラマだ」と
何度か書いたことがある。
ただシーズン3に入って、ちょっと怪しいエピソードが何回かあった。
それでも細かいクオリティーは常に高く、各話のストーリーは秀逸、言いたいことも
毎回ハッキリしていて、登場人物は1話限りのゲストでも魅力的。
特にこのグッドワイフで個人的に一番評価していたのは、
ゲストを含む登場人物のストーリーがよく出来ていて整合性がとれていること。
ところが今回のグッド・ワイフS4E1を見ていて、このへんがだいぶ怪しくなってきたと感じた。
ただこれも何度か書いてるけど、最近の海外ドラマの特徴で、シーズンプレミアでも
派手ではなく、逆に落ち着いたストーリーにするパターンがよくあるので、
これもそういう意図だったのかもしれない。
それでも前シーズンからのストーリーでメインになるはずだった
マイク・クレスティーバがほとんど出てこない。
ウィルの謹慎で事務所内の権力闘争があったはずなのに、ジュリアス・ケインと
爺さん弁護士がいないのに、そのことに何も触れられない。
俳優にも他の仕事があるから、そういう理由かもしれないが、
ストーリ上では最悪でも何かこじつけるべきだし、これでグッド・ワイフが始まって以来
初めて物語の整合性が大きく崩れたと感じた。
それだけでなく今回のストーリーでは、メインとなる「ザックの逮捕」の結末が
あまりにもショボイ。これはグッド・ワイフ全シーズンで過去最低の出来。
実際にあった件をモチーフにするのはいいが、このアホらしい結末にはガッカリを
通り越して言葉を失った。
前にも判事がフェイスブックで友達申請を許可した~というのがあったけど、
あれはアホらしかったのはその部分だけで、その他のストーリーはスリルがあって
とても面白かった。あれとはぜんぜん違う。
後もう一つ、カリンダの元ダンナ(離婚してないのかな?)。
何が危険なのかサッパリ。面白いならわかるけど、意味不明なので
「だから?」としか言い様がない。
ま、悪いことばかり書くのもつまらないので、良かったところも少し。
まずゲストの管財人。
これは凄いと思ったな。というかさすがグッド・ワイフ。
こういう予想外に面白い登場人物はいままでと変わらないセンスの良さ。
同じような意味で、ロブ巡査役を「マシュー・デル・ネグロ」にしたのは面白かった。
この人といえば最近ではリゾーリ&アイルズのジオバンニ。
タイプ的にはシリアスな役が合いそうなマシュー・デル・ネグロに、
子供にやっつけられるロブ巡査を演じさせたのは、ジオバンニと共通する
センスの良さが感じられた。
そしてタピア検事役の「ジェレミー・デヴィッドソン」。
この人もシリアス系のルックスだけど、最後は間接的にだがザックに
詫びを入れるハメに(笑)。
ところでもう一人のゲスト、記者ペギー役の「クリスティン・チェノウス」。
今回はなんの役かよく分からなかったけど、あのインタビュー内容、
そしてウィルにも取材申請をしていることから、今後問題になるのは確実。
ここは期待させるシーンだった。
そのクリスティン・チェノウスだけど、最近は女優業が忙しいみたいだ。
以前書いたように、この人は自分の知る限り世界で5本の指に入る歌手だと
思うので、ミュージカルのほうが向いてるのかな?と改めて思った。
グリーみたいなドラマならいいけど、この人はやっぱり歌ってなんぼでしょ。

このブログの記事を書いています。海外ドラマを一緒に楽しみましょう!
コメント