海外ドラマ「メンタリスト S6 E2 / 黒い翼の赤い鳥」
まず、前回レッドジョンに拉致されたリズボン。
予想通り生きていた。
ここでメンタリストファンが想う事はいくつかあるよね。
当然、何のために拉致したの?
あのマークを書くから何なの?
そして正直言えば、あのレッドジョンが拉致しても殺さないと言うのは・・・・
過去にジェーンがサイコ3人組に拉致されたところに、レッドジョンが現れたというシーンがあった。
あの時は、レッドジョンに遭遇したのにジェーンは殺されなかった。
ジェーンが主人公というのもあるけど、あれはそれなりの理由があったよね。
サイコ3人組がレッドジョンを名乗っていたとか、レッドジョンにジェーンを殺す理由が無かったとか。
でも今回は理由はあるし、なによりこの展開でリズボンを殺さないのは、ものすごく違和感がある。
正直に書くなら、こういう演出は話題作りにはなるけど、大きなガッカリ感を生む。
ついでにリアリティを失うから、視聴者を減らす。
後でつじつま合わせを行う必要があるから、さらに新たな違和感を生む。
ま、いいことはほとんど無いね。
と、不満もあるんだけど、今回のエピソードは面白かった。
レッドジョンとは別の捜査ストーリーは、ある兵器会社の優秀な研究員が路上で爆死する。
いきなり走行中の車が爆発したんだけど、この理由が今流行りのドローン。
小型のドローンが被害者の車に激突死爆発炎上!
この事件が実は自殺だった~という斬新なストーリー。
これは見ていて面白かった。
レッドジョンの方もいい感じで進展があった。
今回大きかったのは、レッドジョンが高所恐怖症だと判明したこと。
この診断は、レッドジョンに妻子を殺害された後のジェーンを診た精神科医ソフィー・ミラーが下した。
ソフィーはジェーンも認める恩人で優秀な精神科医。
ジェーンの読みでは、ソフィーからジェーンの情報を引き出すために、レッドジョンはソフィーに近づいたとのこと。
正直いうと、ここも少し矛盾してると思うけど、まあそこは無視しよう。
今回このソフィーが殺された。
当然犯人はレッドジョンらしい。
ストーリー的には、ジェーンがレッドジョンの正体にかなり近づいたという演出のようだ。
ところで、ちょっと思い出したんだけど、今回の序盤でリズボンが運ばれた病室でジェーンと一緒にいるとき、入ってきた看護婦が「カーメン・リーさん?」と言っていたシーンがあった。
これ、無意味なシーンというのはあり得ないので、おそらく重要なシーンなんだと思う。
このリーさんは覚えておくべきだろうね。
で、今回レッドジョンの件で気になったのは、やっぱり局長室にいた3人だと思う。
局長とスミス、そして保安官。
今回のシーンでは、この3人はレッドジョンの内通者という見せ方をしていた。
このパターンは、「実は関係無かった」というのが90%。
引っ掛けで、この3人の中にレッドジョンがいるという筋書きもあり得る。
でも、どうもこの3人はレッドジョンではなく、さらに無関係という可能性が高まった。
特に局長については、チョウとリグスビーまでレッドジョンの本命発言をしているので、可能性としては激低だと思う。
それにしても、レッドジョンが高所恐怖症という情報、これによって一気に進展する可能性があるし、早速次回その線で捜査が進むようだ。
こういう最高のネタは、ガンガン展開させないと賞味期限が切れてしまう。
そんな理由もあるので、ここからのメンタリストはかなり注目だと思う。
さーて、次回誰が消えるのかな?

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