グッドファイト S1の感想

グッドファイト
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グッド・ワイフは、ウィルの死んだエピソードからその後を見る気が失せ、かなり長い間を置いて全話完走。

グッドファイトもアマゾンプライムで視聴開始されてから、かなり長い期間見ていなかったが、ようやく視聴開始。

と思ったら、あっという間にシーズン1と2を全部見てしまった。

グッド・ワイフとほぼ同じ制作陣が作るこのグッドファイト、さすがに面白かった。

今回はシーズン1の感想だけど、このシーズン1はかなり面白かった。

グッド・ワイフの最終シ-ズンより、明らかに面白いと感じたグッドファイト。

本編を終了させてスピンオフで勝負した理由は、大幅に変更したキャラクター設定と、面白みに欠けてきたキャラの刷新があったと思う。

 

グッドファイト、主要キャラの感想

ストーリーに行く前に、キャラについての感想。

まず主役のダイアン・ロックハート。

グッド・ワイフでも主要キャストだったダイアンが、このグッドファイトの主役だ。

まだグッド・ワイフが放送中だった頃にスピンオフの話が出始め、「主役がダイアンに決まった」と初めて聞いた時、「え?ダイアン??」と、かなり心配になったことを覚えている。

そしてタイトルが「グッドファイト」だと。

一体ダイアンが何をファイトするのだろう?と思っていたが、このタイトルになった理由は、投資詐欺に引っかかったダイアンが無一文になった上に、その数日前に旧ロックハート&ガードナーを退職する手続きを済ませてしまっていた事で、無一文の無職になってしまった事からだった。

さらに投資詐欺を行った投資ファンドがダイアンの代表的な顧客だったこと、そして悪いことに、ダイアンが多くの知り合いをこのファンドに紹介していたことから、グルになっていると疑われ・・・という、最悪な状況からの再出発が「ファイト」の第一の意味だった。

このグッドファイトが面白い最大の理由は、このダイアンの設定にあると思う。

というより、この詐欺事件に関係したキャラ、そしてストーリーがとにかく面白い。

グッド・ワイフのキャラの中でも、最も高級志向だったダイアンが文無しになるという設定は予想以上に面白かったし、その切羽詰まった危機感がよく伝わってきた。

なるほど、イーライやケイリーではなく、ダイアンを主役に抜擢したのは正解だったと感じた。

そして元々のダイアンの政治的な設定、リベラルで女性の権利を主張する弁護士の第一人者というのが、トランプ政権を生んだ今のアメリカにマッチしているというのもあると思う。

まあ、これは後付けの設定かもしれないが。

 

個人的に一番気に入っているのは「マイア・リンデル」

マイアは、なんといっても設定が最高。

ダイアンが巻き込まれた巨額金融詐欺事件の首謀者を両親に持つマイア。

なのでダイアンとの仲は微妙。

だが、マイアの設定で最も面白いのは、彼女は当初詐欺事件には全く関与していないどころか、両親が犯罪を行っていたことすら知らないという話だったのが、裁判を通じて、実はなんとなく両親のファンドが怪しいと感づいていたことが判明してきたところ。

この描写はかなり繊細なものだったけど、真実は有罪なんだよね。

このドラマのメッセージは、確かにマイアはなにかに気づいていたが、「彼女は関与していない事を主張し無罪を勝ち取るべき」というふうに感じた。

日本人的な考え方なら、「素直に認めて刑務所に入るべき」となりそうだが、アメリカと日本は、この辺りの考え方が大きく違う。

そしてこの詐欺事件の結末がね。これは正確にはシーズン2の話になるけど、この事件がどう決着するか?というのが、とてもリアリティがあって面白かった。

このマイアの設定は、ダメージのシーズン3にとても似ている。ダメージでは、ジョー・トビンという男性がマイアにあたるキャラ。男女の違いはあるけど、ダメージもグッドファイトもすごく面白く、完成度も高いと思う。

マイアを演じるのは「ローズ・レスリー」。

ローズ・レスリーはダウントン・アビーでブレイクした英国女優だけど、やっぱりゲーム・オブ・スローンズの役が印象に残っているという人が多いだろう。

ゲーム・オブ・スローンズでは、そこまで重要な役ではなかったけど、彼女は強い印象を残した。

あの役とマイアは全く似ても似つかないが、ローズ・レスリーにはマイアの方が断然合っている。

ある意味、ヤング・アリシアとも言えるマイア役なので、シーズン3ではもっと印象を残してほしいと思う。

 

ルッカは微妙

ルッカはグッド・ワイフから引き続きのキャラ。

ただグッド・ワイフではイマイチと感じていたルッカだけど、このグッドファイトでは大きな存在感を発揮している。

ルッカもキャラ設定がいいと思うけど、マイアと違い、キャラの背景ではなく、ルッカ・クインという人物の性格がとてもおもしろいと思う。

ルッカは掴み所がないというか、難しい性格の女性。

いや、性格自体はとてもシンプルであっさりしたタイプだけど、何かを極端に避けているという感じがある。

この「なにか」が何なのかよくわからない所が、ルッカを謎めかせている。

ルッカは正統派の美人顔でモデル系。なので存在感はある。

でも、意味不明な行動が多い、謎の人物だ。

そんな彼女と、同じく謎の性格を持つコリンの恋愛は面白い。

シーズン1の2人は、なんとなくアリシアとウィルを思わせるような雰囲気を持っている。

ただ、これはシーズン1の話ではないけど、シーズン2の後半に行くと、この2人の恋愛があまり面白くなくなる。特にルッカの存在自体がかなり微妙になってしまう・・

 

それとキャラでいうともう1人、ジュリアス・ケインのレギュラーはすごく良いと思う。

ジュリアスはグッド・ワイフでもお気に入りキャラだったけど、いつの間にかフェードアウトしてしまった。なのでグッドファイトでの再登場は嬉しいね。

グッドファイトでの、「トランプに投票した」という設定も、なんとなく有り得そうで面白いと思う。

 

グッド・ワイフとの対比的なエピソードが面白い

次にストーリー的な話をすると、やっぱり面白いのはグッド・ワイフから続くストーリーだと思う。

グッド・ワイフに出ていたサブキャラが、このグッドファイトにも登場するけど、そのキャラが当時のままに出てくるのが面白い。

ただ、このサブキャラに関しては、グッド・ワイフのファンは楽しめると思うけど、それ以外の人にはそこまで面白さは感じられないかもしれない。

というのも、例えばグッド・ワイフで何度か出てきたチャムハム社のCEO。

この人が最も存在感を放っていたのは、ウィルとの対立シーンだ。

このCEOはなかなかの策士で、ウィルとアリシアも何度かやられている。

グッドファイトでもその辺りの設定は変わらないけど、それが最も緊張感を生んでいたのは、ウィルとの熱いバトルだった。

ウィルが先頭に立ってチャムハムと対立し、時に同じ側に立つ。

どちらの側にいても、ウィルをサポートするアリシア、その影で暗躍するチャムハム・・そんな構図が面白かった。

またコリン・スイーニーにも同じことが言える。

彼が一番存在感を発揮するのは、アリシアが弁護人としてついたときだ。

コリン・スイーニーへの嫌悪感を隠すことが出来ないアリシアと、それを楽しんでいるスイーニー。

そしてクライアントなんだから、大事にしろ!というウィル。

この関係が面白かった。

これはグッド・ワイフで造り上げられた設定なので、なんとなく違和感を覚えてしまう。

 

ただし、そういう過去のグッド・ワイフのストーリーと、ほぼ同内容の案件を扱うグッドファイトのエピソードは面白い。

グッド・ワイフのエピソードが作られた頃と現在は情勢がかなり変わっているので、結末も違うものになっていたりする。

これはグッド・ワイフのエピソードを知っている人しか楽しめないと思うが、そこを思い出せると4倍楽しく見られると思う。

 

シーズン1のポイント

シーズン1のストーリーのポイントは2つ。

1つは、リンデル家の金融詐欺事件。

これは先程書いたように、最高に面白かった。

そしてもう1つは、ダイアンの復活劇。

個人的には、タイトルの「ファイト」は、政治的なファイトや社会的なファイトではなく、ダイアンの個人的なファイトであってほしい。

政治的なファイトでは共感できないし、社会的なファイトでは土地柄の違いもあってリアリティに欠ける。

でも、文無し・無職になったダイアンが、再び立ち上がるストーリーは絶対的に共感できる。

これは誰でもそうだと思うけど、経済的にキツい時や立場的にキツい時の記憶というのは、強烈に頭に残っているものだ。

特に経済的に非常に厳しい時というのは、これ以上無いキツさだ。

ダイアンの場合は、自分に落ち度はないが、周囲からは疑われているという状況もある。

こういう選択肢が無い状況でファイトするしか無いというのは、ゴリゴリに共感出来る(笑)。

しかもダイアンの年齢でというのは相当にキツいと容易に想像できる。

 

これはグッド・ワイフでも何度か書いたけど、グッドファイトを見ていると、何としてでも頑張ろう!という気になれる。

もっと上を目指そうというモチベーションを貰える。

このシリーズが大好きな一番の理由はここにある。

グッドファイトでは、それなりに成功してきたダイアンが、突然降り掛かってきた金融詐欺事件によって資産と仕事を失う。

グッド・ワイフでは、コンサバに生きてきたアリシアが、夫のSEXスキャンダルで別居→自立の状況に追い込まれる。

こういう選択肢が無い状況に追い込まれた主人公が、それでも全力で生きて立ち上がってくストーリーが心に何かを残してくれる。

サボるとか、手を抜くということをせず、全力で取り組む姿にモチベーションを貰える。

このグッドファイトは、グッド・ワイフが一番面白かった頃の雰囲気を持っていると思う。

 

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グッドファイトはアマゾンプライムビデオで見られるけど、このアマゾンプライムのコスパは、全海外ドラマ配信サービスの中で圧倒的なトップだと思う。

アマゾンプライムは月単位での契約と年契約があるけど、月契約だと400円/月で見られる。

グッドファイトのシーズン1と2が全話見られるし、グッド・ワイフも前シーズンコンプリート。

しかも全て吹き替えありとか、あり得ない充実ぶりだ。

いろいろな動画配信サービスを契約してきたが、アマゾンプライムは間違いなく日本最高のサービスだと思う。

今だと、グッドファイトシーズン1・2の他に、ゲーム・オブ・スローンズのシーズン1~6、トゥルー・ディテクティブシーズン1など、他であまり見られないシリーズが見られる。

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