BULL/ブル2 法廷を操る男 E11 / 生き抜く術

BULL / ブル 法廷を操る男
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今回のブルはかなり見ごたえがあった。

ストーリーは、16歳の少女が出会い系サイトで知り合った男(30代)についていき、そのまま失踪。その二年後、この少女は男と共に宝石店に強盗に入り逮捕される。

ブルは過去の心理学者としての経験から、少女が男に脅迫され洗脳されている事に気付き、彼女の弁護チームに入り指揮を執る事になった。

TACのメンバーでも判断が分かれる

少女は逮捕時、すでに18才を越えていた事から、求刑はおそらく懲役25年。
武装強盗なのでTACのメンバー、特にベニーは少女の無罪に否定的。

まずこの少女は逮捕後も全く反省の色がない。
そして一緒に捕まった男を終始擁護している。
これではベニーでなくても無罪なんてとんでもないと思うだろう。
だが頑なに少女の無実を信じるブル。

そんなブル達に相手の検事は、犯行を強要されたのなら、その証拠を示せと取り合わない。
正直、見ていた自分もベニーと同じく、間違っても無罪はないと思った。

 

今回のブルを見て感じた事

今回の一話を見て、まず頭に浮かんだのが、日本で最近よく話題になる芸能人の淫行問題。
自分がこの問題が出る度に感じた事は、男も悪いが少女にも責任はある、だった。
まあたぶん、これは日本人の一般的な意見だと思う。でも今回のブルを見て、はっきり考えが変わったな。

最初からブルが徹底的に男を責め、少女の無実を疑っていなかったのは、たぶんこれがアメリカの一般的な意見なんだと思う。

もちろんアメリカ人にも、少女も悪いと心の中で感じている人は多いだろう。今回の一話でも陪審員に、最後まで少女を有罪とした人もいた。

でもアメリカの社会はブルのように、こういう件では男(大人)に全ての責任を負わせるというのが一般的な考え方として定着しているようだ。

もし少女のほうが悪かったとしても、大人の男が少女に手を出したら、躊躇なくアウトというのがアメリカ。*日本でもある意味そうだけど、犯罪ではない部分でかなりの違いを感じる

裁判の最後に、検事が「検察は少女を訴追するのではなく、守るべきだった」と言っていたけど、まさにその通りだと思った。

この、どんな理由があろうが、こういう件では子供を守るというのはたぶん正しい考え方だろう。

現実には悪魔のような子供もいるのかもしれない。でもこういうケースでは、大人に100%責任があるとして厳罰を下さないと、確実に多くの子供達がクズの餌食になる。

やっぱり世界が言うように、ある部分で日本は少し変な方に行っているのだろうと思う。

正直な気持ちを書くと、今回のブルや相手検事の行動を見ていて、なにか恥ずかしくなった部分がある。日本は全体的に修正したほうが良い部分があると思う。

 

日本の裁判はとうなのだろう?

今回の裁判で流れが変わったのは、少女が自分が監禁され暴力を受けていたと証言してからだった。

元々は自分の意志で男と一緒にいたと証言していた少女が真実を語るようになったのは、あるきっかけがあったのだけど、そのくだりはとても面白いのでぜひ実際に見て!

こういう風に、陪審員が先入観無しに裁判の内容から判断出来ているのがアメリカの裁判だ。
これは検事や弁護人の腕で、真実とはかけ離れた判決もあり得るという危険性はあるが、基本的には正しい事だと思う。

では日本の裁判はどうなのだろう?
今のところ自分は陪審員になったことがないし、裁判を傍聴したこともないので分からないが、アメリカほど成熟してはいないように思う。

これはなんとなくで、実際に何かの統計を見たとかでは無いのだけど、一つ一つの事件にここまで時間を割いているという話も聞いたことがない。

それにこれは良い例では無いと思うけど、例えば日本でOJ・シンプソンの事件があったとしたら、彼は絶対に無罪にはならないと思う。

まあ、これはメリットもデメリットもあるという感じなのかなあ?

 

ブルの存在感が特別にあった今回

このBULL/法廷を操る男での主人公、Dr.ブルはしっかりした存在感がある。

ブルはわりとのんきな感じで、ひょうひょうとしているけど、判断は基本正しく、間違ってもすぐに修正できる頭のいい男。

そして優しいというより、頼りがいのあるタイプだ。

そして正義感が強い。

この正義感だけど、個人的には今までのブルの正義感はあまり好みじゃなかった。

あまりにも普通すぎるというか、一般論的な正義感が多かったように思う。

ま、今回もそうなんだけど、少し違う部分があった。

特に違ったのは、ブルはこの案件を自分から志願している事。

誰かに依頼されたのではなく、自分から志願して少女の側に立った。

このブルの正義感とか男らしさは、シンプルにかっこよかった。

 

今回のブルはホレイショに通ずるものがあった

 

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今回のブルの行動を見ていて思い出したのはホレイショだ。CSIマイアミのホレイショ。
彼も子供に優しく、そして悪党には容赦ない男だった。

今回のブルを見ていて思い出したのは、CSIマイアミのあるエピソード。やはり出会い系サイトみたいなもので少女をおびき出す公務員の話だ。

この時ホレイショは、犯人を捕まえた後すぐに逮捕せずに、犯人にヤキを入れている。
これはもちろん違法なんだけど、子供に対する犯罪に対し、アメリカではこういう話は結構聞いたことがある。

もちろん刑事が犯人にヤキを入れたというのはあまり聞かないけど(笑)、一般市民が性犯罪者を襲うとかは現実にニュースで見たことがある。

それが良いこととは言わないが、日本のように子供を襲うような犯罪者が近くにいても誰も気が付かないというのは大きな問題だ。
公表しておけば、少なくとも性犯罪者に対し相当な抑止力なる。

まあそれは良いとして、今回のブルの正義感は気持ちが良いものだったし、久しぶりにホレイショを思い出せて楽しかった。

なにか変に真面目な意見を書いてしまったけど、この一話はストーリー的に凄く良く出来ていて、誰もが共感できる良いエピソードだったと思う。

今までのブルの中でも1,2を争うお気に入りエピソードになった。

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