海外ドラマ「パーソン・オブ・インタレスト S3 E16 / 記憶装置」
今回のこのストーリー展開、これがJJ・エイブラムスの魅力だよね。
たった3シーズンしか放送していないパーソン・オブ・インタレストで、こうも上手に
歴史を語れるっていうのは、凄い腕だと思うな。
そして今回、あのシーンを始め、数々の謎がようやく明らかになった。
- 一体誰がラップトップのコードを売り渡したのか?
- しかもなぜ中国なのか?
- 盗まれたとは、誰に?誰が?
- デシマは一体どこから関係していたのか?
- デシマのあの男の名前が「グリアー」だと判明。
- あの爆撃は誰の指示だったのか?
- フィンチが過去に組んでいて、失ったパートナーとは?
まだまだあるけど、今回の一話で多くの謎が明らかになった。
そしてこの1話の感想なんだけど、なんというか、懐かしいような、そんな感じになった。
しかもメチャメチャ面白かったなぁ。
まずいつものスタートかと思ったら、フィンチと組んでいるのがリースではないじゃないの・・
しかもこのMr.ディリンジャーを演じていたのは、ニール・ジャクソン。
ニール・ジャクソンといえば、ロックガールズのコーチ、サーシャ・ベロフ役の俳優だ。
彼は確か、オリンピックのゴールドメダリスト(ボクシング)なんだよね。
そんな彼はリースの前任者としては適任だったと思う。
そしてこのディリンジャー、なかなか興味深い人物。
最終的にはフィンチを裏切ることになったけど、これはフィンチも責任を感じているように、
フィンチの秘密主義と、友人にはなれない性格が、それを招いている。
粋な男で、社交的な元軍人ディリンジャー。
フィンチが秘密や情報をもし共有していれば、2人には別の人生が・・・
という内容だった。
演出的に抜群に冴えていたのは、コントロールの配下でディリンジャーを狙撃し
中国人グループを襲ったエージェントがショウだったところ。
あれは当然、ハーシュだと思っていたけど、ショウを使ってきたね。
それからラストシーンで、ダニエル・ケイシーの元に現れたのがルートだったところ。
ここはなんとなく彼女かな?と思ったけど、こういうストーリー展開には、多くのファンが
シビれたに違いない。
しかもショウもルートも、思いっきりイカれた人格全開(笑)。
そしてパーソン・オブ・インタレストでのCIAは、本当に非情な殺人鬼なんだよね。
そのその筆頭がリースを仕込んだ女「カーラ」。
カーラ役の女優は「アニー・パリッセ」。
彼女はロー&オーダーも良かったけど、それ以上にこのカーラ役がピッタリだね。
この血も涙もないCIAエージェントを、ここまで恐ろしく演じているのは並じゃない。
ついでに今回は名前しか出なかったけど、マーク・スノー役の「マイケル・ケリー」も
メチャメチャ恐ろしくて、イヤなヤツで完璧に役を演じていた。
ただマイケル・ケリーの場合は、パーソン・オブ・インタレスト以外でもグッドワイフでも、
ハウス・オブ・カーズでも完璧だよね。
そこはアニー・パリッセとは少し違う。
ということで、最高に面白い上に、なんとなくノスタルジーみたいなのも感じた今回。
こういうのは、時々やって欲しいよね。
最後にルート役のエイミー・アッカーについて。
エイミー・アッカーの場合も、アニー・パリッセと同じで、他のドラマより
パーソン・オブ・インタレストの役がハマっている。
エイミー・アッカーを他のドラマで見ても、あまりしっくりこないことが多い。
でもこの前のCSI(S13 E19)で見た役はなかなか面白かった。
少し前のシーズンでも一度出演してるんだけど、この人に関わると(付き合うと)、
相手はとんでもなく不幸な死を迎えてしまうという役。
こう書くと、なんか怖い女みたいだけど、実際は爆笑級の役なんだよね。
このエイミー・アッカーが、あのホッジスと共演するんだけど、これは面白かったな。
ルートとはぜんぜん違うタイプで、コメディ的なんだけど、あの役は良かったと思う。
そしてたぶんまたあの女役で登場するんじゃないかな?

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コメント
[…] 彼は、跳べ!ロックガールズの先生役や、パーソン・オブ・インタレストのゲスト、ホワイトカラーのゲストで印象的な役を演じていた。 […]