SCORPION/スコーピオン S1 E4 / 仕掛けられた罠

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海外ドラマ「SCORPION/スコーピオン S1 E4 / 仕掛けられた罠」

 

今回のスコーピオン、舞台はベガス。

ギャンブル依存症のトビーがいるのにベガスというのは、もうこれがメインのストーリーになるのは必至。

普通このパターンで海外ドラマの話が始まると、依存症のキャラが仲間を裏切りギャンブルに走る。

でも最終的にチームはなんとか問題を解決、そして裏切った依存症のキャラを助け、チームに感動の復帰・・・

こんなストーリーが頭に浮かぶ。

言ってみればLaw&Order的な展開だ。

 

でもスコーピオンの設定はそういうシリアス系じゃないので、そうはならなかった。

まあいつかはそんなエピソードもありそうだけど、今の段階のスコーピオンはまだ完全にスタイルが固まっていないので、そういう硬派?な展開にはならなかった。

 

結果的にはトビーはギャンブルをやるんだけど、それはウォルターの指示。

そしてギャンブルで走り、失敗もするんだけど、トビーに悲壮感は全くなし。

この罪悪感ゼロのトビー、悪くなかったと思う。

 

で、今回の事件なんだけど、初めて国土安全保障省とは別、民間の案件という設定だった。

資金提供をしている国土安全保障省、そしてスコーピオンを管理しているガロ捜査官は当然反対。

でもスコーピオンは会社なんだよね。

なので、ウォルターは会社を大きくしたいという意識があるみたいだ。

ここはさすがアメリカ人という設定だと思ったな。

 

結局ガロ捜査官の反対を押し切り、独自に捜査を開始するウォルター(スコーピオン)なんだけど、最終的にはガロに助けられて終わった。 というか、助けを求めているんだよね(笑)。

これ、頭は切れるスコーピオンだけど、腕っ節の強さを争う場面になると無力という演出でもあるんだろう。

そこでガロがスコーピオンには絶対に必要になる、と。

さらに厳しいガロらしく、最後のシーンではウォルターの勝手な行動への罰的に、ウォルターとトビーをベガスに置き去りに。

この演出も良かった。

それにギャンブルで締めるラストシーンも良かったし、ベガスからロスまでの移動なのにファーストクラスを考えるというアメリカンなセリフも面白かった。

 

こんな感じで、かなりの部分がわかってきたスコーピオンだけど、やっぱり面白いのはスコーピオンのメンバーがその天才ぶりを発揮してピンチを切り抜けるシーンだろうね。

今回はウォルターが脱獄するシーンがそれなんだけど、ここでは科学を応用。

こんなシーンはブレイキング・バッドで、ウォルター・ホワイトがやって見せたことがあった。

それからカジノについた時に、カードの確率を完璧に記憶しているシルヴェスターとトビーのシーンも面白かった。

当然この数字はウォルターもハッピーも記憶しているだろうし、シルヴェスターは記憶じゃなくて計算かもしれない。

 

そういえばハッピーはメカの天才という設定だったので、手先の話だと思っていたけど、実際は理系の天才エンジニアだと分かった。

スコーピオンは全員IQ高い系の天才なんだなぁ。

初回かな?ハッピーは航空機のエンジンもイジれるみたいな話があったけど、そうだよな、手先の話じゃあ飛行機のエンジンまでは面倒見れないだろう。

 

それから今回は、海外ドラマでよく見る俳優が何人か出演していた。

代表的なのは、最初のシーンでディーラーをクビになったロニー。

ロニー役の俳優の名前は「クリス・マルキー」。

この人は海外ドラマでも映画でも、かなりの数に出ているので、日本でも知っている人は多いと思う。

こういう海外ドラマで、このクラスの俳優がゲストで出ると、それなりの重要人物だとすぐ分かる。

作る側も、この視聴者心理を利用して、それを上手く使うんだけど、今回はなかなか良かったと思う。

ウォルターがロニーに助言をし、パン屋のコンサルをしたところも天才ぶりを見せたシーン。

これも面白かったし、スコーピオンらしい良いシーンだった。

 

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