海外ドラマ「スコーピオン S3 E19 / ジャングル大探検」
オープニングはトビーとハッピーのカウンセリングシーンで始まったけど、結果的にこのシーンが一番面白かった。
というか、この後に続くこのシーンの続きは結構笑えた。
スコーピオンはアクション系で始まって、コメディ寄りのアクションコメディに落ち着いたんだけど、今回はその一番面白いところが出たと思う。
猿の話より、よほどイライラチェッカーの方が面白かった(笑)
猿を宿主とする伝染病ウィルス
今回スコーピオンが解決する件は、伝染病ウィルスの治療薬を作ること。
作ることというか、病原体の宿主である「抗体を持った猿」をアマゾンから持ち帰ること。
この設定は本当によくある話で、海外ドラマはもちろん、映画でも日本のドラマでも過去にいくらでもあった。
なんで猿が宿主になるケースが多いのかはよく知らないけど、まあこの手の話はとにかく猿、サル、さる、だ。
で、お約束通りこのサルが逃げる。
アマゾンの奥地で逃げたサルを追うんだけど・・・
最近のスコーピオンはコメディシーンが良い
まずこのサルが逃げ込んだのが、アマゾンの違法伐採をする組織のキャンプ。
当然武装した警備がいるんだけど、この連中をキャンプから追い出すのに使った蜂バクダンは面白いと思った。
アマゾンの凶暴な蜂のデカい巣をキャンプ地に放り込んで人を追い出すという作戦なんだけど、まず蜂を大人しくさせるのに煙を使った。
こういう天才の知恵というか、普通はあまり役に立たないような知識をイロイロなことに応用させるのが天才的だと思う。
知識がある上にそれを応用するる能力があるところを天才発揮シーンとして使う。
これがいつもスコーピオンを盛り上げているね。
こういう「へぇ~」的な知識もいいけど、今回はコメディシーンにもコレを使う。
ナントカ白猿は鼻を使った求愛行動があるとかいうやつ。
トビーにこの鼻をなすりつけて、サルに求愛ダンスをさせてサルをおびき寄せる作戦。
トビーにもっとケツを振れとか言ってるケイブも笑えるんだけど、どうしてアメリカ人はいつも「ケツ」なんだろうね?
そして半ケツ出して回っているトビーの横で感染して瀕死のガイドを持ってくるところもなかなかセンスが良い(笑)。
それから今回の天才シーンで一番気に入ったのは、大木になっている果物を振動で落とすシーン。
ある一定の振動を与えると、大木であっても巨大な振動となる・・とかいうものね。
ついでにクモが降ってきたり、楽しませる演出も面白かった。
ウォルターに人に気遣う気持ちが芽生える
このウォルターにいろいろな感情が芽生えるというシーンも過去に何度かあった。
でも今回のコレは今までで一番自然で良かったと思う。
今回のは、前回彼女と別れたケイブが一人寂しくディナーを食べるという話を聞いたウォルターが、ケイブを誘って一緒にディナーを食べるというもの。
大した話ではないんだけど、内心ショックを受けているケイブを誘うというのがね。
今までも親代わりだったケイブを常に気遣っていたウォルターだけど、こうやって感情を表して行動するというのは大きな進歩だ。
スコーピオンは「オタクが世界を救う」というようなコンセプトがよく言われるけど、オタクというより感情に乏しい引き込もりってイメージだと思う。
オタクというと、やっぱりビッグバン★セオリーのイメージが強いよね。
ま、なんにしてもスコーピオンは良い方に向かっていると思った。

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