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BULL / ブル 法廷を操る男 S1 E8 / 完璧という罪

BULL / ブル 法廷を操る男 BULL / ブル 法廷を操る男

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今回はブルの元奥さんが登場。

この元奥さん、名前はイザベラ。特徴は完璧すぎること。

顔、スタイル、服装、能力、社会的ポジション等、すべての面でハイスペック。

そんな彼女が経営する会社の製品にアレルギー物質が混入していたとのことで訴えられた。*死亡事件に発展

完璧すぎる彼女は裁判でも完璧に勝つため、勝つ可能性を極限まで高めるためにブルに依頼してきた。

そういえばイザベラはブルの部下、ベニーの姉。

なんでもベニーは完璧な姉さんの決めた通りの人生を歩んできたが、唯一それに逆らったのがブルのチームへの加入。

それっきり姉との仲は険悪になっているとのこと。

ということで、ブルもベニーもイザベラに会うのは久しぶりだった。

 

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ブルの仕事と仕事ぶり

ブルの仕事は「裁判科学」を使って勝訴を得ること。

ココまでブルを見てきて、裁判科学とは?またはブルの仕事は?の答えは、陪審員の誘導だと思う。

まずはもともとブル側に傾いている陪審員を選ぶ(最初から反対で固まっている陪審員を忌避する)。

次に陪審員を調べ上げ、そこから思考を解析。

解析データに沿って反対の陪審を自分側に誘導する。

 

と、こんな感じなんだけど、すごく綿密な心理分析という感じではない。

どちらかと言うと、わりと簡単な事をヒントにひらめき的な演出から陪審誘導を実行する。

これを鮮やかと見るか?

それとも、はあ?そんなうまくいくかぁ??と思うかは人それぞれ。

ただひらめきで始めることでも、ブルは結構用意周到なので納得感は高いと思う。

まあこうされたらなびくよね・・みたいな。

 

今回もブルとイザベラが作戦でバーに飲みに行くシーンがあった。

ここでSNSに投稿する人たちにアピールするという演技をするんだけど、ここでブルはアドリブもかまし真剣に口説いたり?する。

結果的に周りの一般客はSNSに投稿、チームブルの思惑通りに動く。

こういう解決シーン(正確には解決に導くシーン)は簡単な演出ではなく、毎回いくつかのストーリーを複合させる手法を取る。

まだブルの人間性とか、彼の過去とかがほとんどわからないので、今回は少しだったけどそういうシーンがあってよかった。

それにしてもなんで二人は別れたんだろう?

2人共成功者だし、ブルの性格からしてそんなに揉めるとは思えないけど・・

今後、そのへんが明らかになることはあるのだろうか?

 

ブルは正義の話でもある

ここまでいつもそうなんだけどBull 法廷を操る男では、最後に真犯人が捕まるシーンが入る。

ブルの仕事は依頼人を無罪にすることなので、事件の解決は本来関係ない。

でもブルは無罪へ持っていく最中に真犯人の当たりをつけ、それを警察にリークし逮捕させる。

これはブルが基本的に無実の人の依頼しか受けないというのがあるからだと思う。

前にリッチな夫婦から依頼を受けたが、それを断り貧乏な被告人の側につくというシーンが有った。

あの時も結局真犯人を探し出した。

もちろん初回もそんなシーンがあった。

アメリカのドラマというと、リアリティを追求するという意味合いからか、本当に犯人なのか?ということを無視する傾向にあると思う。*無視は言い過ぎかも

ココ20年?くらいは特にその傾向が強い。

裁判が身近にあるアメリカでは、犯罪者を罰することより、裁判の勝敗そのものが大きな意味を持っている。

まあね、警察、検察は逮捕したら有罪にする・・みたいなのがあるし、そもそも犯罪者が多すぎるという背景もあるだろう。

それにしても最近は日本でも犯罪者が捕まらなくなっている。

もしかすると以前からそうだったのかもしれないけど、この日本でも最近は犯罪者が逃げおおせることが多いように感じる。

ひき逃げとかやたら多いし。

日本も陪審員制度がだんだん浸透してきていると思うけど、そのうちブルみたいなのが現れるのだろうか?

まだ日本ではこういう職業は認められないような気もするけど・・

 

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