2014年に見た海外ドラマで面白かったエピソードのTOP3です。
条件は日本国内で2014年に放送された海外ドラマのエピソード別TOP3。
そしてもちろん個人的なマイランキング。
なので正確には、「面白い海外ドラマのエピソード TOP3」となるね。
このランキング、このブログを始めたのが2012年の秋なので、今回で3回目になる。
去年の1位がパーソン・オブ・インタレスト、一昨年がメンタリスト、そして今回は・・・ということで、3位からスタート!
第三位 ブラックリスト S1 E9 /アンズロ・ギャリック前編
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今年スタートした海外ドラマのNo1といえば、文句なくこのブラックリストだと思う。
長期的な視点で登場人物のストーリーを組み立て、ドラマに厚みをもたせるやり方は、犯罪系では珍しい。
でもこのブラックリストでは、そこを謎解きと混じえてうまく見せたと思う。
この第9話でも、レッドが過去に組んでいた男、「アンズロ・ギャリック」に襲撃されるストーリー。
だがアンズロ・ギャリックの背後には、レッドも一目置くナゾの組織の影が・・・という話。
このエピソードは前後編に分かれているので、実際はセットで第3位ということになるね。
このエピソードで面白かったシーンといえば、まず戦闘シーン、そしてギャリックの冷酷な恐ろしさ、誰が裏切り者かわからないスリル、そして深まるナゾ。
その中でも一番お気に入りだったのが、リズのダンナ「トム」だ。
シーズン1の終盤に、トムがレッドを狙う謎の男「ベルリン」の手先だと判明する。
でもこのエピの時点では、まだトムが白なのか黒なのかハッキリしない。
このトムの存在が、ブラックリストを大いに盛り上げたよね。
この頃の、どっちなんだ~的なトムの演技は面白かったなぁ。
それからお気に入りのキャラ、「レスラー」ね。
このエピでは、ギャリック率いる襲撃チームに撃たれ重症を負ったレスラー。
昏睡寸前のレスラーに、意味不明な演説をするレッドも面白かったけど、このエピ以降、レスラーの存在感がグッと増すんだよね。
そういう意味でもこのエピソードは重要だった。
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このエピソードもブラックリストのように、前・後編的な続きエピソードになっているんだけど、アローの場合は後編を選んだ。
このエピの目玉といえば、なんといってもザ・フラッシュの誕生だよね。
ザ・フラッシュこと「バリー」が、どうやって正義のヒーローになっていくのかの前章がこのエピソードだ。
ザ・フラッシュは後にスピン・オフが始まり、そっちでその後のバリーの活躍が見られる(まだ日本未放送)。
まず、このバリーの性格や背景が最高。
まさにアメリカンヒーローになる典型なんだけど、弱っちい青年が~というところにロマンがあるよね(笑)。
特にアローやチームのメンバーとの交流がワクワク感を増大させた。
でもこのエピを選んだ理由は他にもある。
それはもちろん、あのスレイド・ウィルソンがついに街に登場したことだ。
最終的にはアローの感想で書いたように、シーズン2は期待した内容には程遠い終わり方だったけど、この時点での期待感はMAXだった。
このエキサイティングな展開が、まさに海外ドラマ。
このエピを初めて見た時、「これを見たいんだよ!」と、心のなかで叫んでたのを覚えてる(笑)。
そうだよなぁ、これほどワクワクすることは、そうそうあるもんじゃない。
本当は1位でも良かったこのアローのエピ。
やっぱり後半の失速がイタいよなぁ・・・
第一位 ブレイキング・バッド S4 E13 / フェイス・オフ
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まあ、これだよね。
細かいことを言えば、ブレイキング・バッドは一話完結タイプでは無いので、ベストエピソードという言い方はあまり当てはまらない。
それでもこの一話は、とんでもなく素晴らしかった。
シーズン1からつなげてきたストーリーが、ここで一応完結する。
ここまでに積み上げてきた魅力的なキャラたちの膨大なストーリーが、まさにこの一話のためだったと感じるほど強烈な脚本だった。
ウォルターの仕組んだ毒、爆弾、サラマンカファミリーとカルテルの終焉、ハンクの復活、ソールの活躍、そしてガスとの決着。
それから、スカイラーまでブレイキング・バッド。
去年ブレイキング・バッドがアメリカで最終回を迎えた時、まあとにかく凄い絶賛の嵐だったのを覚えている。
オレの場合、CSフジで何度かチラ見していたけど、当時はそんなに面白いか?なんて思っていた。
運悪くチラ見の時に限って、スカイラーの浮気シーンや、マリーが揉めてるシーン、ジェシーがオチてるシーンばかりが当たったからだ。
ハンクもガスもソールも出演していることさえ知らなかった(笑)。
でもこうやって続けて見られる環境になってから見られて幸せだったかもだ。
ブレイキング・バッドの魅力は、真剣なシーンでもどこかコメディ的なノリだったり、そうかと思えば、他のドラマでは絶対にやるはずがない事を主役級にやらせたりするところだろうね。
多くの死者の上に成功者が立っている~みたいな、アメリカンなリアリティがココにはある。
それを善悪で描くのではなく、「何のために生きるか」という、一点に照準を合わせて描いている。
最近は日本人でもこういう考え方の人間が増えてきたけど、ブレイキング・バッドを知ってしまってから、それがダメなのか?って、自分に問うようになったなぁ。
これも全て、「末期ガンの男が家族に金を残す」という、最初の設定があるからだよね。
でも次第にそれがそうではなくなっていく。
キャラクターも視聴者も、何が正しいのか?というのが曖昧になってくる。
ただ、そんな小難しいことは関係なく、文句なしにこのブレイキング・バッドは面白いよね。
1位にあげたエピソードではウォルターとガスが主役なんだけど、このドラマ全体で見ると「ジェシー・ピンクマン」に注目するのがオススメだ。
シーズン1でのあのアホな小僧が、どんどん変わっていく。
確かに許されないこともするんだけど、彼だけが最後まで人間的な優しさを持っている。
義理堅く、信頼を裏切らない男。
見た目とぜんぜん違うものを見せるアーロン・ポールの演技は、本当に感動モノなんだよね。
そしてもうすぐ2015年。
スパドラでは早くも「ブラックリストS2」の放送開始がアナウンスされた。
WOWOWではすごく見たかった「ナイトシフト」が日本初放送。
FOX CRIMEでは、もうすぐキリングのシーズン4、そしてAXNではアローとダニーのサクセス・セラピー。
来年もかなり期待できそうで楽しみだね。

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コメント
ハウスの最終話感想からたどりつきました。
ブレイキングバッドエピソード2の最後あたりでみるのやめちゃったんですけどみるべきですかね??
ハウスの最終話感想がとても共感できたので是非管理人さんに背中押してほしいです!
ちなみにブレイキングバッドは悪い予感が当たって進行していく感じで、僕にはストレスが多く、向いてない感じでした(*_*)
東部ウマ農園さん、こんにちは。
ブレイキング・バッドのシーズン2の最後というと、ジェーンの死+飛行機事故辺りですか。
まあ、厳しいシナリオの連続ですよね。
ブレイキング・バッドはドラッグビジネスの話なので、トゥコ編のような暴力的なシーンもこの後多くなります。
その上脚本も想像以上にシビアに展開するので、そこがストレスになる場合オススメできないかもしれません。
ですがアメリカのドラマ史上、最高の脚本と言われるドラマですから見ないのはもったいない気もします。
「覚悟して見る」というのはいかかでしょうか?
お答えいただきありがとうございます!
確かに全米脚本家組合でも絶賛されてますよね。毎話スカッと終わるドクターハウスとフルハウスしか見てないにわかの僕にはまだ早かったんだろうな(´・_・`)
経験積んでからみてみますねv(^_^v)♪
面白いドラマはたくさんあるので、いろいろ見てみるのがいいと思います。
そしていつかはブレイキング・バッドに戻って下さい。
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