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2015 面白かった海外ドラマ TOP3

海外ドラマを語る

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2015年ももう少しで終わりなので、今年面白かった海外ドラマのベストエピソードTOP3を書いてみる。

このブログは前身を含めると2011年の秋から書いているので、ベストエピソードを紹介するのは2015年の今回が4回目!

前のは↓こんな感じ♪

2012年 海外ドラマベストエピソード

2013年

2014年

 

1位だけ見てみると、2012年がメンタリスト、13年がパーソン・オブ・インタレスト、14年がブレイキング・バッド。

で、今年はやっぱりアレだ。

ということで、3位から行きます!

 

第3位!

スキャンダル 託された秘密 S4 E9 / 殺しのカード

 

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スキャンダル??って感じだけど、このエピソードは本当に面白かった。

何が?って、感想の時も書いたけど、この回を見て「よし、人生を精一杯生きよう!」と思ったから(笑)。

これ冗談でもなんでもなくて、このエピソードを見終わった時に、本当にそう思った。

感想はこちら=スキャンダル 託された秘密 S4 E9 / 殺しのカード

 

ハイライトはオリヴィアがサイラスを怒鳴りつけるシーン。

当時のサイラス(彼は大統領首席補佐官でゲイ)は、パートナーを失ったばかりの時期。

そんな落ち込んでいる時期に一人の男と出会うが、この男の正体は男娼の上に政敵が仕掛けた罠だった。

この件をメディアに流され、辞任に追い込まれそうになり、さらに落ち込んでいるサイラスを叱咤激励するオリヴィアのシーンだね。

 

この会話はとてもアメリカンで、言ってみればピンチにあるボクサーに檄を飛ばすトレーナーみたいな内容。

ロッキーとミッキーみたいな、というか、アポロとトレーナーみたいな会話だ(笑)。

特に気に入ったのは、オリヴィアのこんなセリフ。

「生まれたばかりの子供を残して、恋人が殺された?」

「だから何? それが何なの?」

「人生はそういうものなのよ!!」

 

オリヴィアもサイラスも、人生の厳しさなんて人一倍知っているし、苦難もさんざん経験している。

それでもこの時のサイラスはキツイ時期、パートナーを殺され、政敵の罠に落ち、大スキャンダルで政界を去ろうとしている時。

こんな時に、人生で共に厳しい決断をしてきたオリヴィアに、こんな風に怒鳴りつけられる。

その後、プライドの高いサイラスに対しオリヴィアは、負け犬は去れ! 腰抜けは執務室に相応しくない!とか、さんざん罵倒して、もう一度彼の闘志を燃えさせる・・・

 

見方によっては安っぽい、いかにもアメリカンなシーンなんだけど、個人的は全然そうは感じなかったな。

誰にでも人生は厳しい、本当に容赦なく災難は訪れる・・・

でも、人生は誰に対してでもそういうもの。

オリヴィアの主張には説得力があった。

負けることを絶対に受け容れない人間だよね、彼女は。

負けを受け容れて自分を慰めて生きるなんて絶対にしたくない!というオリヴィアのスピーチは響いたな。

 

そしてここはぜひ字幕版で見て欲しい。

ケリー・ワシントンの声と演技はすごく迫力があった。

「So What ?」というのは、こういう風に使うんだな~なんて思ったし、こういう時は、「ビッチ・ベイビー」なんて言うんだなぁ(笑)なんて、イロイロ面白い発見もあった。

このエピソードはシーズン最初から見ていないとなかなか分かりにくいけど、このシーズンのスキャンダルは時間を割く価値があると思うね。

 

 

第2位!

Empire 成功の代償 S1 E11 / 欲望と嫉妬

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これはエンパイアのシーズン1最終話の手前のエピソードなんだけど、まずなんといっても脚本が最高だった。

そう来るか~みたいなシーンが多く、過去のストーリーをここでガラッ・・・と、ねぇ。

それから音楽も最高!

特にルシウスとジャマルの白熱した曲作りシーン。

これはここ(エンパイア11話の感想)で感想を書いている。*ルシウスとジャマルが歌っているシーンの公式動画もあるよ。

 

このエンパイアは全米で大ヒットしたそうだけど、これ分かるよなぁ。

身勝手な帝王・ルシウス。

このルシウス・ライオンとその3人の息子、さらに元妻のクッキーが、巨大レコード会社「エンパイア」の経営権をかけて激突したのがシーズン1。

シーズン2では不治の病が誤診だったと判明したルシウスだが、過去の殺人で刑務所に放り込まれる・・というシーンからスターとする。

 

ここで新シーズンについて、ちょっと心配なことがある。

まずエンパイア・シーズン2前半のサントラがあまり良い出来では無いこと。

ドラマは見ていないけど、サントラはフライングして最近全部聴いてみた。

これがねぇ、???って感じなんだよなぁ。

これ↓

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今回はジャマルが完全にメインを担っているんだけど、それは別にいいんだよね。

なんか曲調が違うというか、なんというか・・・

ここは人によっての趣味なんかもあると思うので、一概には言えないけど、いやそれでも少し心配だなぁ・・・

 

それからシーズン1では良い意味でスケール感が内容と合っていたと思うんだけど、シーズン2ではそれがどうも・・・

もちろん見ていないのでまだ言い切るのはどうかと思うんだけど、番宣の写真とか見るとやたら豪華すぎるんだよなぁ。

成功したラッパーのストーリーなので、マネー!とかゴールド!は、それでいいと思うけど、番組自体が豪華になる必要は無いよね。

今まで通り、脚本主体で曲もイイというのが王道。

ここを外して見せ方をメインに豪華にするというのは、シーズン1で成功した海外ドラマがシーズン2(または3)で空回りし終了した過去の多くの例の二の舞いになる危険性があると思う。

ま、日本では1月からエンパイア・シーズン2は放送開始されるので、グダグダ言わずにそれを見て感想を書こう!

 

第一位!

CSI:科学捜査班-最終章-

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この感想はこちら=CSI:科学捜査班-最終章-

やっぱり2015年の1位はこれしかないでしょう。

内容はもちろん、CSIの持つ海外ドラマでのポジションとか、功績とかね。

イロイロな意味で、この超大作の最終回は2015年を代表すると思うな。

そういえば全米放送も2015年なので、そういう意味でもCSIの最終回は今年を代表する海外ドラマのエピソードだと思う。

 

日本でも世界でもそうだと思うけど、このCSI(もちろんベガス)を見て海外ドラマのファンになったという人は多いよね。

海外ドラマが映画以上なんて言われるようになったのも、このCSIが走りだと思う。

それに海外ドラマ(アメリカのドラマ)といえば、製作段階で結末が用意されていないというのは有名な話。

なので最終回がしっかりした完結エピソードになるというケースは非常に少ない。

同じCSIでも、マイアミやNYでは完結を見ることは出来なかったしね。

 

そういう別の角度から見ても、このCSIが結末を得たという意味は大きい。

しかもグリッソムが、キャサリンが帰ってきて、最後の事件にレディ・ヘザーが選ばれるという、CSIファンの気持ちを理解した内容だったのというのがまたよかった!

久しぶりにDVD買おうかなと思ったしね。

最終回といえば、去年はブレイキング・バッドの最終回があった。

ああいう本当の結末というのが本来は望ましいけど、CSIのような特別編的な最終回というのも忘れられないものになるね。

 

ということで、2015年のベストエピソードを書いてみた。

最後に1つ。

2015年ということで考えると、レベル的にはあまり高くなかったと思う。

年単位の話で、しかも日本放送分という括りなので海外ドラマ全般の話とは少しズレるけど、単純に去年と比較しても2015は小ぶりな印象があると思う。

ベストエピソードにあげた3作品は素晴らしいと思うけど、全体的なレベルは少し下がったかな?なんて見ている。

期待ハズレだった新作(特に日本で秋に放送開始されたもの)も多かったしなぁ。

なので来年はスゴい新作に期待しようと思う。

特にこれから米初放送のヤツでスゴいのを期待しよう!

 

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