海外ドラマ「アフェア 情事の行方 S1 E6」
今回のアフェア 情事の行方、前半がノア編、後半がアリソン編。
ここまでずっとスローな展開でアリソンとノアが不倫関係になり、親密になるところを描いてきたけど、今回でついに犯罪ストーリーが始まった。
ノア編では、2人がロマンティックに関係を続けているけど、もうすぐノアが地元に帰るかも・・という話がメイン。
ただし、朝の5時に部屋を出て行ったアリソンを不審に思ったノアが後をつけていくと、どうもアリソンはドラッグの密輸をしているようだと気が付く。
この後、オスカーとの会話で真相を掴んだノアは面倒に巻き込まれたくないようで、少しアリソンから気持ちが離れ、奥さんのヘレンに気持ちが戻っていく・・・
そしてアリソン編の最後で、ついにノアはアリソンに別れを切り出した。
まず今回、2人の回想が食い違っていた点で面白かったのは、ノアの息子のマーティン(コールとアリソンの牧場でバイト中)が早朝からいなくなった件。
これは、両親(ノアとヘレン)にあまり相手にされていないと感じているマーティンのプチ家出なんだけど、マーティンを探すノア夫婦がロックハート牧場に電話をかけたシーン。
ノアの回想では自分が穏便に話している。
この電話の相手は、おそらくコールかな?
反対にアリソンの回想では、電話の相手はヘレン。
家出したマーティンをしっかり見ていないヘレンを、アリソンは批判する。
この対比は結構ハッキリしていて、その前のシーンでヘレンがアリソンを見下すような発言をしたりしていたシーンもこの対比の強調になっていた。
こんな感じでヘレンはノアの浮気を薄々感じ始めた。
予告では次回、コールもアリソンとノアの関係に気づくようなフリがあった。
このタイミングで浮気がバレはじめ、ドラッグビジネスの危うさも露呈し始めた。
この流れでスコッティの死につながるんだろうけど、ここは大人しく先を見守ろう。
で、今回見て思ったのは、ノアとアリソンの行動の浅はかさ。
まあドラマだからなんだろうけど、ノアとアリソンはあまりにも考えなしに突っ走りすぎてるよね。
不倫ではあるけど、いい大人の恋愛なのに、これじゃあちょっと興ざめする感じだ。
不倫といってもルールというか、マナーみたいなものはやっぱりあるんじゃないかな?
例えば、相手の家族、特に不倫相手のパートナーにバレるような行動を取るなんて、あまりにも人をバカにしてるよなぁ。
今回もノアの家(正確にはヘレンの両親の家)の玄関で、アリソンとノアが関係について話すシーンがあった。
それからアリソンの働いているダイナーでは、ノアの家族が近くにいるのに2人はトイレでキスしたりする・・
これ、誰かに見られたら、自分の家族は大恥をかくもんなぁ。
コールとそのファミリーは家出してきたマーティンにすごく優しくしていたのに・・
まあ、不倫相手の家族にいい感情を持たない気持ちは分からないでは無いけど、こういうのはカッコ悪いし、ノアに限っては男として恥ずかしいと思うけどな。
子供を失くしたアリソンがマーティンの件からヘレンを批判するのは、まあしょうがない。
こっちは女性だし、アリソンの発言の前にヘレンはアリソンを小馬鹿にしたような態度をとっている。
しかもここまでノアは妻が大事だから・・みたいなことをアリソンに話しているし・・
この辺は、このドラマが狙っているところなんだと思うけど、ちょっと男らしくない男と、子供をなくして別の生きがいを探す女~みたいな設定がこの後で何か意味を持ってくるんだろうと思う。
ただ不倫自体が絶対に悪なんだと考える人からすると、見方は全然別のものになるのかも。
こういう視聴者によって考え方、見方が変わるという脚本は、視聴者数が増えれば増えるほどいろいろな意見が出て盛り上がるんだろうね。
例えば本国アメリカでは、この話がSNSなんかで熱く語られるんだろうと思う。
男女で意見が違うだろうし、年齢や社会的地位なんかでも意見は違うだろう。
たぶん犯罪ミステリーよりもこういう人間関係のストーリーのほうが、多くの人が夢中になってしまうのかも?と今回は感じたな。

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