ブラックリストS1 E19 / パヴロヴィッチ兄弟

リズとレッドブラックリスト
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リズとレッド 

第一話のプレイバックで始まった今回のブラックリスト。

何で一話?と思ったら、パヴロヴィッチ兄弟登場。

ブラックリストの第一話オープニングで、ド派手な戦闘を展開した殺しのプロ集団だ。

 

今回のブラックリストでは、このパヴロヴィッチ兄弟がリストの犯罪者。

でもストーリーの主軸は当然トムの正体。

今回うまいなぁと思わせたのは、プロ中のプロのトムを拘束するのに

レッドがパヴロヴィッチ兄弟を使ったシーン。

 

戦術兵器で武装した、現役の傭兵部隊兼テロリスト VS 謎のエージェント。

ん~、凄い迫力、それにビックリの展開だ。

やっぱり海外ドラマは脚本だよねぇ。

 

さらにこういう派手なアクションシーンに加え、このドラマでは 細かい演出も抜群に冴えている。

トムが図書館で会っていた男を尋問する時のレッドの面白さ。

いつものように訳のわからないことをベラベラ喋るレッドの後にいる デンべが怖い怖い。

 

そういえば最初のトムとリズのシーンは、今年見た海外ドラマで 一番気に入ったシーンになった。

お互いに9割方バレている状態で、カギを探しつつリズがカギに細工していることを見抜くトム。

ゆっくりリズに近づきカギを握っているはずの手を広げさせると、 カギは無い・・

前にリズがカウチに一人で座って、カードのマジックをしているシーンが あったけど、

今回は右手から左手に鍵を持ち替えるマジックでピンチを脱出。

あの時の不明シーンがこんなところでつながった。

これ以外にもリズとトムの心理戦はなかなかレベルが高くて楽しめた。

 

そして今回の脚本で一番素晴らしかったのは、なんといってもトムの扱い。

ここまであれだけ引っ張ってきたトム問題をいきなり急展開させ、

視聴者に何の不自然さも感じさせず見事にトムを生き残らせた。

成り行き上、死ぬしかないと思われたトムを救った脚本家の手腕はお見事だった。

 

あとは細かいところだと、前回すごくFBI的というか、コンサバになっていた リズの髪形が

今回いつもの感じに戻ってきた。 前より少しサラサラになって、一段とカッコよくなった。

 

トムも正体がバレてからの方が、ワイルドでクールな印象だ。

トム・キーン

今回で決定的となったリズとトムの別れだけど、トムの最後の置き土産は

なんと、レッドがリズの養父を殺した証拠のようだ。

さすがスパイ、かなりイタイとこを突くね。

 

それにしても見どころ満載だった今回のブラックリスト。

毎回面白いけど、今回は傑作だった。

 

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(写真 NBC)

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