海外ドラマ「ブラックリスト S2 E15 / 少佐」
今回のブラックリスト、いつもはどんな形であれ1話完結、または前・後編で2話完結のはずが、初めてなんの結末も見せずに終わった。
さらに主人公(リズ)の回想シーンが中心だったけど、リズ役のメーガン・ブーンが休暇でも取ったのかな?
でもリズ以外のストーリーは充実していたし、ゲストも多彩でよかった。
まずそのストーリーだけど、4つのパートで進行。
1つは港湾捜査官殺人事件の裁判官、レナー判事によるリズへの審問。
2つ目はウィルコックスによる殺人事件の捜査。
3つ目はレッドの少佐探し。
最後の4つ目がトムのドイツでの潜入。
最初の判事とリズだけど、現実的で冷静な判事VS現実離れした話をしながらエキサイトするリズの対決。
ウソにウソを重ねるリズ、さらに本部長まで偽証。
まあ、一般的にはリズのほうがあり得ないんだけど、FBIにしてみれば社会を良くしているという自負がある。
そんな理由から、本部長はリズを擁護したんだろう。
でもこの対決、なかなか迫力があって面白かった。
メーガン・ブーンもかなり演技が上達したし、自信を持っている感じがイイ。
相手の判事は、コールドケースでリリー・ラッシュの上司、スティルマンを演じた「ジョン・フィン」。
この人は強大な相手にも屈しない的な強さを持っているから、このレナー判事役はハマリだと思う。
次のウィルコックス。
このいやらしい捜査はイイよね。
ハマリ役といえば、コレほどのハマリ方も珍しいと思う。
リズと一緒のシーンが無かったのは残念だけど、これは今後の楽しみに取っておこう。
ウィルコックスがすごく活躍しているけど、彼の最後はどうなるんだろう?
ここは、どう決着つけるのか?かなり気になるね。
そしてレッドの少佐探し。
このパートで言いたかったことは、トムをスパイとしてスカウトし教育したのが少佐だったこと。
そしてトムを最初に雇い、リズのもとに送ったのがレッドだったこと。
だが少佐がベルリンに報酬を上乗せされ、レッドを裏切った事。
これでトムの件がスッキリした。
たぶんこれは後付けなんだろうけど、違和感はあまりないと思う。
で、トムね。
今のところドイツでなにをしているんだかサッパリだけど、次回リズのピンチにトムが登場するのかな?
結局トムにはリズの護衛として、ダンナとして復帰するというシナリオが用意されているのだろうか?
ネオナチに潜入するためにスキンヘッドにしたんだけど、何となく追い詰められた感じがあるので死んでしまうような気もする。
シーズン1では、あれだけ重要な役だったトムだけど、今は存在感がかなり薄れているので、ストーリーからも盛り上げてほしいと思うな。
それにしても今回の終わり方は唐突だった。
なんか間違えて途中で切りました~みたいな終わり方だったのは気になる。

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