海外ドラマ「ブラックリスト S2 E11 / ルスラン・デニソフ」
オープニングは武装した軍人風の男たちが教会を襲撃・制圧し、神父を拘禁。
軍隊風の男たちのリーダーは、いかにも武闘派という感じの凶悪犯か・・
このリーダーがルスラン・デニソフなんだけど、今回はブラックリストでは珍しく、リストの人物が死なず、逮捕もされず・・という結末だった。
このストーリーも面白かったけど、デニソフが大暴れするオープニングのすぐ後の2つのシーン、これが今後のブラックリストを面白くしそうな良い演出だった。
最初のは、リズがトムを監禁していた場所に現れた警察官の殺人事件について。
これはトムが殺人犯なんだけど、リズがこの件に関与している。
というか、関与しているどころか、リズが監禁していたトムを助けようとしたのが殺された男。
そしてこの件の捜査を始めた刑事がイイ味出してる。
このマーティン・ウィルコックス刑事が、これからリズを追うことになるんだけど、この懐かしい雰囲気が気に入った。
ウィルコックスは50代の中年、髪が薄い(ほとんど無い)、コロンボのような時代遅れの服装、聞き込みやデカのカンを重視する叩き上げの刑事だ。
今回はリズが雇った監禁扉の番人をしていた男を、貝のピアスから探り当てた。
そういえば以前のシーンで、この男のデカいピアスのセリフが何回かあったけど、あれも全てこのシーンへの布石だったと・・
で、このオヤジが、イヤらしい捜査でリズを追い詰める事になるようだけど、この人選はすごくいいと思ったなぁ。
この手の古いデカは80年代の刑事物ドラマや映画では定番だったけど、今はほとんど見ない。
イメージ的には48Hのニック・ノルティとかあんな感じだ。
このタイプに、この風貌のキャストってのはセンスがいい。
俳優の名前は「マイケル・コストロフ」。
コストロフはザ・ワイアーが有名だけど、サニー・ウィズ・ア・チャンスのマーシャルとしてのほうがアメリカでは通ってる。
そういえば、今回この人の演技を見ていて思い出したのが、ザ・シールドのキャバナーだ。
キャバナー捜査官も超イヤらしかったけど、ウィルコックスもあのレベルにいる。
それからもう一つのお気に入りシーン。
これはフルクラムかな?
リズがピンクのウサギから取り出した小さな機械がなんなのか?をアラムに相談しているシーン。
ここにいきなりレッドがふざけた態度で現れるんだけど、これが今後に影響してきそうな感じ。
この後にも、デニソフやレスラーを絡めながら、リズの前にレッドがいきなり現れるシーンが続くけど、これはたぶんあの機械をリズがアラムに渡すことをレッドが読んでいるということかも?
それと目立たないけど、リズのワガママで身勝手な性格をチクチク指摘しているのも面白い。
身勝手は言いすぎだけど、レッドが自分を想ってくれていないと感じるや、すぐに外そうとしたり、警官殺人事件でもトムがやるとは思わなかった~なんて平気で言う。しかもレスラーに(笑)。
これ聞いたレスラーは報告義務があるから、黙っていると共犯になってしまう。
アメリカには美人はこういうワガママが当たり前みたいな、面白い風潮がある。
でも殺人だからなぁ、今回は。
そしてウィルコックスはどう動くんだろう?
まあリズには、レッドやら本部長やらがいるし、実際殺してるわけでもないので逃げきれるだろうけど、問題はウィルコックスだ。
このタイプは、圧力がかかると燃えるから、もしかすると悲劇の死で退場するのかも。
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