海外ドラマ「ブラックリスト S3 E6 / クリスピン・クランドル卿 」
オープニングに登場した変な男がタイトルの「クリスピン・クランドル卿」。
この男は常に自家用ジェットで空を飛んでいる、というか空に住んでいる。
彼の目的は不老不死。
そのために世界中のトップ科学者・学者等を誘拐し、機内で冷凍保存して自分の不老不死の研究にするという、筋金入りのイカレ野郎だ。
そしてクリスピン・クランドル卿が誘拐した男の中に、レッドがどうしても会う必要があるという男、「アンドラス・ハルミ」がいた。
そんな理由でクリスピン・クランドル卿はレッドに追われる事に。
もちろん卿はブラックリストに入っている。
そこでレッドは卿の情報をFBIに流し利用する、しかしFBIには局長も一緒にいて情報を聞いていた・・・
ということで、レッドは何のためにハルミを追っているのか? そしてその間にレッドは現場監督?とレストランの女性スタッフ(料理人)にレストランをプレゼントする。これなんだ??というのが今回のメインストーリー。
ついでにサブストーリーでは、トムのカラクルト探しが佳境に。
今回で面白かったのは、なんといっても用意周到だったレッドの計画だよね。
よくわからない初対面?の人物にレストランをプレゼントしたレッドの目的は、実は建物の下にある銀行貸し金庫だった。
そしてその貸し金庫の中の金庫(貸し金庫に金庫が入っていた)のカギがハルミの親指。
で、肝心の金庫の中身は、局長が「もしも」の時の逃走資金。
このカネを局長から巻き上げることで、レッドは局長と結社にプレッシャーをかける。
ん~、この脚本はいかにもブラックリストらしくて気に入った。
演出も良かった。
音楽もキマっていたし、機上ではレッドの直後にソロモン、銀行では局長と、スリルもあってドキドキしたよね。
この時に遅れて登場したレスラー&ナヴァービもカッコ良かった。
ナヴァービは今回、白のタンクトップに防弾ベストというファッション。
彼女はモサドの諜報員でもあるという設定だけど、スタイルがすごく良い肉体派なんだなぁ。
更にレッドの脅しを局長が突っぱねたことで、この先がより面白くなった。
今回の件で局長は結社の中で、またまた立場が厳しくなった。
特にソロモンと局長の位置関係がわからないので、ここはかなり緊張感がある。
この2人の関係、今のところわかっているのは、ソロモンは結社の何人かが雇った殺し屋?フィクサー?
逆に局長は最近まで結社で最高に近い位置にいたが、フルクラムの件で立場(信用)が微妙になっている。
そこにこのレッドによる金の強奪。
こうなるとソロモンが生き残り、局長はレッドの策にハマるというのが見えてくる。
ま、ブラックリストだから、そう簡単にはいかないかな?
でサブのトム。
今回の最後のシーンで、久しぶりにトムのアクションが見れた。
殺しのお手並みは鮮やかだったけど、その前の洞察力とかね。
イイ頃のトムが帰ってきた感じ。
でも、何者なのかわからなかった頃のトムは、今以上にキレまくってたから。
あれを知ってるから、トムにはもっと見せ場を作ってもらわないと。

このブログの記事を書いています。海外ドラマを一緒に楽しみましょう!
コメント