海外ドラマ「ブラックリスト S1 E20 / キングメイカー」
今回のブラックリストの犯罪者はキングメイカー。
この犯罪者はリスト掲載名が「キングメイカー」。
なので本当の名前など、素性は全て不明。
FBIすらも存在を知らないという、恐るべき犯罪者・キングメイカーは、
長い年月をかけ、目をつけた若者に投資、教育を施し、マスコミを使い世論を操り
大政治家につくり上げる、まさにキングメイカー。
キングメイカーが恐ろしいのは、政治家を大物に仕立てる過程で、様々な脅迫、
暗殺を駆使すること。 自分の手駒をキングにするためには、情け容赦なく多くの犯罪を
実行していく。
最終的にはレスラーに撃ち殺されることになったキングメイカーだが、
レッドが今回キングメイカーをチョイスし理由は、キングメイカーが最近チェコで
請け負った仕事が、どうも例の「ベルリン」からの依頼だったから。
まずこのキングメイカーだけど、この男を1エピソードで片付けてしまうのはもったいない。
こういう設定なら、1シーズンのボスキャラでも十分やれると思う。
このキャラクターのアイデアは面白いので、ちょっともったいない気がする。
ただそれ以上に面白いストーリーが進行しているブラックリスト。
今回はレッドと何らかの提携関係?にある、フィッチが所属する組織のメンバーが登場した。
今回で分かったのは、フィッチの組織はアメリカなど国の組織ではないこと。
そして多国籍が所属する組織である事。
そういう形態なので、メンバー間に友情や忠誠心などはなさそう。
どちらかと言うと、利益のために組んでいるように思える。
そういえば会議に出席していたアジア系のメンバーを、レッドは「中国代表団」と呼んでいた。
フィッチもアメリカ合衆国の高官のようなので、国連みたいな国単位の組織なのかもしれない。
それから今回、早くもレスラーとリズが始まりそうな雰囲気。
最初からそんな風に見せていたので不思議はないけど、レスラーはつい最近彼女を失くし、
リズは最初からダンナに騙されていことが判明したばかり。
まあシーズン最終回が近いので、スパートを掛けたのかも?だ。
それからリズの育ての父を殺したことが、リズにバレてしまったレッド。
上手いこと言い訳をしていたけど、リズの怒りは収まらず。
でもこういうのは今までに何回もあったよなぁ。
リズはまだ、レッドが父だと認めたくないということかな?
それともそれ自体が違うのか?
そういえば最近リズの戦闘シーンが多い。
前回はトムとタイマン、今回はキングメイカーに危うく絞め殺されそうな激闘。
確かFBI捜査官は頭が良いだけではなれなくて、運動能力も高く無いと
試験で落ちるんだよね。そしてクワンティコの新人研修はかなりハードで有名だ。
リズはそういう難関を突破したエリートだけど、最近は会議でもガンガン発言して、
本部長相手にもビビらなくなった。
そしてカッコよさも増してるね。
ところで次回予告、あれはヤバイ。
このブラックリストシーズン1も残り2話。 次回のタイトルは「ベルリン前編」。
このタイトルで期待するなというのがムリだよなぁ。
ベルリンは人名だということだけど、最近の流れからは、ベルリンがレッドの戦争相手
ということで無いように思える。
やはりレッドの戦争相手はフィッチの組織関連だろう。
でもベルリンがフィッチの組織の誰かという可能性もあるし、全く関係が無いと
いうのも、何となく変だ。
そうするとベルリンはレッドに個人的な恨みを持つ人間かな?
何にしてもシーズン残り2話、今年の海外ドラマのベストエピソードになって欲しい。
(写真 NBC)

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