海外ドラマ「ブラックリスト S4 E7 / エイドリアン・ショウ医師(前編)」
ブラックリストのそもそものテーマだった「リズの父親は誰か?」。
シーズン4の現在、このナゾが大詰めを迎えている(と思う)ので、ある意味シリーズのクライマックスを迎えていると言える今回。
そして今回は、ブラックリストでは恒例の前・後半に分かれたプレミアムエピソードだ。
今回のブラックリスト犯罪者はエイドリアン・ショウ医師。
このドクター・ショウは人体実験を行う血液学者。
ここまでの流れで血液学者ということは、当然アレグザンダー・カークの病気と関係がある。
というか、いずれカークがドクター・ショウにコンタクトを取るはずなので。レッドはその先回りでドクターを探している・・というストーリーだった。
結果的にレッドはドクター・ショウを捕らえることに成功、しかしそれと同時にカークとリズのいる病院にカークの戦術部隊が突入、リズが拉致されてしまった。
ここまでが前半の成り行きなんだけど、父親が誰か?ってのは次回判明して欲しいね。
これで引っ張るのもそろそろ限界だと思うし、普通にブラックリストの犯罪者を捕まえるのが面白いと思うな。
前シーズンとか、血縁系の話にかなり飽きていたので、この際ガラッと路線変更するのもいいと思う。
で、今シーズンなんだけど、ブラックリスト本来の姿というか、リストの犯罪者との対決が面白さを取り戻している。
犯罪者自身のストーリーとか、最近サイドストーリーにもならないのが多かったので、わけの分からない犯罪者がなぜそうなったのか?、その目的の解説なんかで最近はかなり楽しめている。
レッドの変な話も、最近の方が面白い。
前は意味不明なのが多かったけど、最近は笑えるのが多いね。しかも微妙に外していたりして結構本格的に笑える。
今回もいつもの感じで、「魚をモリで突く」の意味不明話から、ドクター・ショウを探しに行った先での別の医師との会話、「ドラッグならブリーフケース持った売人から買う」とかいうやつ(笑)
これ、その話だけでも笑えるんだけど、今時ブリーフケース持った売人なんていないだろ(笑)。
今回はデンベがレッドに口出しして笑わせる~なんてシーンも面白かった。
そういえばミスター・キャプランはどうするんだろう?
ミスター・キャプランを助けた?あの男が何者か?ってのもあるけど、ミスター・キャプランを生かしておいてどう使うのかは気になる。
あのハンターの男とレッドが知り合いってことは無いだろうから、ミスター・キャプランは今後レッドの敵に回るのか?
でもあの距離でレッドが外すか?というのは疑問だなあ。
そうだ、あと最近ブラックリストを見ていて思うんだけど、リズに最初の頃の良さが全然感じられない。
ブラックリストが始まった頃のリズ(メーガン・ブーン)は、複雑な過去を持つミステリアスな美人という感じだった。
でも今は普通の捜査官にしか見えない。
まあ優秀なを付けてもいいと思うけど、それでも当初の魅力には程遠い。
魅力といえば、リズは表情もなんか乏しくなったように感じるな。
シーズン1の頃はもっと危なっかしくてハラハラしたものだけど。
最近はレッドの面白さばかり目立つし、デンベにしろミスター・キャプランにしろ、アラムにしても、レッドと絡む人物ばかりが面白さを増している。
一番目立っていたレスラーも最近はイマイチなんだよなあ。
そう考えると、思い切ってメーガン・ブーンが降板してもいいように思うな。
仮にリズが死んだとしても、FBIはなくならないし、トムはスパイだから使いみちはあるし他の出演者に何ら影響はない。
なんかね、リズの失速が目についてしまう事がよくある。
まあ盛り返すことが出来るなら、それが一番いいと思うけど。
このブログの記事を書いています。海外ドラマを一緒に楽しみましょう!
コメント