海外ドラマ「スキャンダル 託された秘密 S5 E21 / マイガール」
もうシーズン5にもなるスキャンダル。
今シーズンは米次期大統領選挙の党指名候補選挙がメイン。
ストーリー上ではメリーの大統領選挙とジェイクが副大統領候補になれるのか?というのがメインだった。
結局メリーは共和党の指名候補となり、ジェイクはなんとメリーの副大統領候補になった。
ここまでのストーリーはとても面白かったけど、ここ最近のスキャンダルは視聴者数で苦戦している。
というか、4大ネットワークの番組としては打ち切りレベルの視聴者数に見えるけど、次シーズンへの更新も決定しているんだよね。
しかもWOWOWの放送も決定してる。
そういえば「殺人を無罪にする方法」も続いているし、グレイズ・アナトミーも続いているなあ。
1つのTV局に3番組も自分の番組を持つプロデューサーってのは凄い影響力があるんだろう。
シリーズじゃなくて、全部単独のドラマだし、全部長期になってるってのも凄いことだ。
ところで今シーズン、最終的にサイラスがシーズン1の頃のような存在感を取り戻したのが大きい。
サイラスが次のシーズンで主役級になるのは面白そうだね。
自分の性根を知っていて?それでもマトモに生きようとしているオリヴィアと、汚いマネを得意とするサイラスの対決は今までも面白かった。
2人が味方になっても面白いし、サイラスはメリーと衝突することも多かったので来シーズンは楽しみだ。
この戦いにはデヴィッド・ローゼンがいつも犠牲になるけど、彼も健在、そしてローゼンと相性抜群のエリザベスもよりスポットが当たりそう。
それとメリーの付き人みたいになってるマーカス。マーカスは新しいグラディエーターなんだけど、ここまで順調に成長してきた。
次は一気に羽ばたけるかもだ。
スキャンダルの中では想定外に活躍してる感があるのがアビー。
今シーズンのアビーは良かった。
オリヴィアとの対決も多かったけど、オリヴィアへの忠誠心は今もあり、でも大統領主席補佐官まで上り詰めたプライドみたいなのもある。
すごく神経質っぽいアビーが、尊敬するオリヴィアと大統領の間で板挟みになりながら戦う姿はカッコよかった。
アビーは今シーズン一番のお気に入りだった。
そのアビーの活躍で、他のグラディエーター2名がイマイチだった。
ハックとクインだけど、今シーズンは殺人と拷問が少なかったから(笑)。
2人は今までで一番存在感をなくしてたと思う。ちょっとピンチだと思うな。
そしてシーズン最終話の今回で最も存在感を見せたのがローワンだ。
アメリカを影で支配する男、または支配しようと企む男・ローワンは、ジェイクを操ることで結果的にオリヴィアをも操ることに成功する。
うん、悪役ってのはこれぐらい周到で先を読んでいないと面白くない。
敏腕オリヴィアが常に主導権を握られるという設定はスリルがあるね。
今回も、あのローワンがあの場面で銃を引っ込めるなんて・・・と思ったら、やはりオリヴィアもジェイクもローワンの掌の上だった。
ちょっと?と感じたのは、ジェイクの反応。
オリヴィアには平凡に生きる提案をしたジェイク。
あれはたぶん本心だろうけど、ローワンの策略を彼は知らなかったのかな?
オリヴィアは最後のシーンで気づいたっぽいけど、それでも権力の中枢に戻る事に意味を感じている。
でもジェイクの場合は副大統領になったところでやることは特に無い。
何になろうがローワンの影はつきまとうから、平凡な生活なんて無理。
やっぱり彼はどこかの段階で死ぬのかな?
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