今回のブルでは、ここまでずっと続いてきたベニーの裁判がついに始まった。
この裁判、なぜベニーが起訴されたのか?というと・・・
検事時代のベニーが当時担当していたのは、女学生を狙う連続レイプ殺人犯の事件。
この犯人はなかなか尻尾を出さない上に、拘留されてからも起訴まで持っていくことが出来ないほど狡猾。
この男は明らかに有罪なのだが、とにかく物証がない。
だがある日ベニーは被告の自宅で、殺された被害者のコンタクトレンズを発見する。
この物証が決定打になり被告は有罪。
そして9年後、このコンタクトレンズはベニーが捏造した証拠ではないか?という疑惑が持ち上がった・・というわけだ。
ベニーは捏造を否定し無罪を主張、もちろんブルも参戦!
ここまでのブルを見ていれば、ベニーが証拠を捏造するとは考えにくいというのはすぐ分かる。
ただしこの犯人はとんでもなく卑劣で冷酷なので、もしかすると・・という気もする。
だがブルは無条件でベニーを支持。
前回の感想でも書いたけど、やっぱりブルは、というかリーダーはこうでないといけない。
特にベニーの以前の上司、検事時代の上司達はベニーを売って自分たちの安泰を図ろうとしているので、ブルにはなおさらリーダーとしての器量を見せてほしいところだ。
これはあまりにもわかり易すぎる構図だけど、このブルではこういう正義の戦いが行われるのは毎度のこと。
まあクサイし陳腐な感じもするんだけど、今回はそれを忘れさせるような演出が!
それは今回のゲスト、最強の弁護士「J・P・ナネリー」にあった。
エリザ・ドゥシュク登場!
今回のゲストは、あのトゥルー・コーリングの「エリザ・ドゥシュク」。
彼女が演じるのは、全ての問題を片付けるフィクサー「J・P・ナネリー」。
フィクサーといえば最近の海外ドラマではスキャンダルのオリビア・ポープだけど、彼女は政界のフィクサー。
でもJ・Pは民間のフィクサーらしい。
今回は検事の話なので民間とも言えないんだけど・・
それより彼女はフィクサーなので、今回の件でもいち早く検察と司法取引によってベニーの刑務所入りを阻止する事に成功する。
さすがヤリ手のフィクサー!と言いたいところだけど、司法取引の条件に「ベニーの謝罪」が・・・
これにベニーは激怒、問答無用で司法取引はせず裁判で戦うことを宣言する。
もちろんブルもベニーを支持。
そりゃーそうだよね、ブルは勝訴率96%の男、そうでないと話は始まらない。
ここで一番面白かったシーンが炸裂!
司法取引を拒否したことでブルはJ・Pを解任し、裁判で強い弁護士を探そうとする。
が、J・Pは解任されることを拒否した上に、自分は「最強のフィクサー」であるとともに、「ワールドクラスの法廷弁護士」だと言う。
ここでJ・Pのスピーチがあるんだけど、これが絵に描いたような自信あふれる強いアメリカ女性(笑)。
彼女が言うには「自分にとって法廷は教会のようなもの」。
このセリフが、後に彼女がベニーを助ける一撃になるのだけど、そこはぜひ実際に見てほしい。
それにしてもエリザ・ドゥシュクは相変わらず美人でカッコイイ。
彼女は今もよくドラマにゲストで出てるし、レギュラーもトゥルー・コーリング以来ずっと絶え間なくこなす人気女優。
でも個人的にはホワイトカラーでマット・ボマーと再共演して以来見ていなかった。
なので新鮮さがある。そして老けてないどころかトゥルー・コーリングの頃より洗練された感があるね。
そういえばトゥルー・コーリングで親友コンビだったA・Jクックも全然老けないよなぁ。
最近のA・Jクックはクリミナル・マインドでしか見ないけど、あの人も全然太らないし、相変わらずサラサラでキレイなブロンド美人。
アメリカ人でここまでスタイルをキープしてる女優が2人もいるのは珍しいと思うな。
J・Pに話を戻すと、この人の弁論はなかなかだった。
さらに一般には開示されていない情報を汚い手を使わずに得たり、証拠捏造の真相を独自のルートから掴み、法廷で証言させる実力も見せた。
本当に最強の法廷弁護士だった彼女だけど、その秘密は今回は秘密のままだった。
裁判のオチは少し悲しいものだったけど、J・Pの実力でベニーは無罪に。
今回はブルの法廷科学を使う前にJ・Pが勝負を決めてしまった。
こんなパターンは初めてかな?
3回分の貸し
今回ブルがベニーのためにJ・Pナネリーに弁護依頼をした件だけど、この報酬はブルの裁判科学3回分という話だった。
要するに、J・Pがこの1件を受ける代わりに、ブルは今後J・Pが担当する3件の訴訟を手伝うことになる。
たぶん今回の件は成功報酬なんだと思うけど、彼女の力でベニーは懲役刑を免れ、取引ではない完全無罪を勝ち取ったので、ブルも納得なんだと思う。
ということで、次回予告には早速J・Pが登場(笑)。
ということは、後3回彼女はゲストで出るということなのかな?
J・Pはヤリ手の弁護士なので、当然ブルの存在も彼の手法もある程度心得ている。
ただ話の流れからすると、実際のブルが何をやっているのか?何をどういう基準で判断しているのか?までは知らないようだ。
ヤリ手だから、勝率は知っているだろうし。いろいろな噂も聞いているんだろう。
そうすると彼女とブルの関係も気になってくる。
とりあえずブルはJ・Pに対し恋愛感情的なものがあるらしい。
じゃあダイアナ・リンジーはどするの??だよね。
リンジーさんのテキサスの自宅まで駆けつけていたブルなのに、まさかもう終わったのか?
とりあえずシーズン1はもう少ししか無い。
どうなるか期待して見てみよう。
[template id=”3444″]
このブログの記事を書いています。海外ドラマを一緒に楽しみましょう!
コメント
[…] 前回の3回の約束から、彼女はブルにコンサルを依頼。 *詳細はこちら=J・Pナネリー初登場のエピソード […]