海外ドラマ「SCORPION/スコーピオン S1 E5 / 過去との決別」
オタク科学者風の男が何かの施設に侵入し、そこに大量の軍のヘリや車両が急行。捕らえられた男はウォルター・オブライエンと話したい!と告げる。
まるでブラックリストのような、謎のオープニングで始まった今回のスコーピオン。
でもスコーピオンのほうがブラックリストよりはるかにわかりやすい設定なので、この男が元スコーピオンメンバーだと直ぐに判明。
男の名前は「マーク・コリンズ」、情報通信の天才だ。
コリンズの設定で面白かったのは、天才集団のスコーピオンの中でもコリンズはウォルターと並ぶ別格の天才だというところ。
このコリンズがなぜ元・スコーピオンか?というと、過去にコリンズはウォルターと研究に没頭、その後ウォルターは一時廃人状態に、そしてコリンズは仲間を残して消えていった・・というもの。
スコーピオンのピンチに消えたコリンズを、ウォルター以外のメンバーは許していない。
でもウォルターはコリンズを擁護するような行動を取る。
コリンズのキャラクター設定はこんな感じで、ウォルターとコリンズの2人しか知らない決別の理由が今回の背景にある。
結局コリンズが消えた理由は、ウォルターがコリンズを精神病院に入れたということだった。
そんな理由なので、ウォルターはコリンズに対し負い目があり、コリンズはウォルターにある種の恨みがある。
そのコリンズがオープニングで侵入したのは原発、そして古いシステムを未だに使用するこの原発はメルトダウン寸前だった。
この話は、日本人からすると全く笑えない話なんだけど、この原発の安全管理を怠るという行為は本当に大量殺人と同じだよなぁ。
今回のスコーピオンは、このコリンズVSスコーピオンのストーリーだったんだけど、面白かったのはストーリー性というより、メルトダウン寸前の原発に取り残されるかもしれないという、パニック的なスリルのほう。
コリンズの設定はすごくイイ。 ウォルターに匹敵する天才で、スコーピオンの他のメンバーを子供扱いにする能力者。
でも今回はその能力をそこまで見せていないし、あからさまに正体を現しているいることからして、完全にウォルターをやっつけようという感じには見えなかった。
でもガロやウォルターの秒単位のスリルは楽しめた。
所々に入るペイジのコメントも良かったし、いつもユーモアを絶やさないトビーとハッピーのコンビも、こういうスリル満点の展開では冴える。
ガロの海からの登場シーンも、わざわざあの場面で入れただけの効果は十分にあった。
そういえば、このハッピー役の女優、「ジェイディン・ウォン」だけど、よくこの人をハッピー役に選んだよなぁ。
この人はハッピーにピッタリだし、トビーとの相性も最高。
よく選んだというより、よく見つけたと思う。
でもここまでのスコーピオンには気になる点もある。
それは第一話と二話以降を比べると、面白さに大きな差があること。
今回も面白いとは思うけど、あのE1と比べてしまうとかなりの差を感じる。
これはそろそろ打開しないといけない点だと思う。
スコーピオンのシーズン1は22話構成なので、たぶん真ん中の10話ぐらいで特番が入るはず。
でもそれまでに凄いのが一話あるといいと思う。
そこで強敵でも現れると盛り上がるんだけどなぁ。
今回のコリンズは、今回の出演では少しインパクトに欠けたかな。
このブログの記事を書いています。海外ドラマを一緒に楽しみましょう!
コメント
スコーピオン楽しく観ています!
最近のドラマの中で一番好きかもです~♪♪
とにかくわかりやすくて、でもアメリカン痛快コメディじゃないし。
彼らの人間関係の出来上がっていく様もいいですよね~。
ゴッサムやブラックリストもいいけど、なにより血生臭さで売らないのがスキ(*´∇`*)
疲れて寝る前にちょうどいい感じなんです!
csi.nyのマックのしかめっ面を見て寝るのもナンだしf(^^;
メンタリストの新シーズンも始まりますね!
追い付けるかわかりませんが、記事を楽しみにしています。
みっきーさん、こんにちは。
そうですね、スコーピオンは人間関係に注目ですね。
ただ人気を爆発させるには、少しシリアスで緊張感ある話が必要かもしれません。
でも寝る前にはいいですよね、今の感じは。
それとメンタリストの新シーズンだけは、ついていかないともったいないですよ~
このシーズンのために今までがあったようなものですから。
感想もバシバシ書きますので、またぜひ寄って下さい。