海外ドラマ「ブラックリスト S2 E5 / ザ・フロント」
タイトルのザ・フロントとは、環境保護団体の名前。
ただし、ここはただの保護団体ではなく、いわゆる環境テログループだった。
この団体のリーダーは「ベック」という男。
実質このベックが教祖で、団体員が弟子というようなカルト的な団体がザ・フロントの真の姿。
このザ・フロントが、史上最悪の伝染病「黒死病」というウィルスを土の中から見つけ出し、全米に撒き散らす計画を実行しつつあった。
でももちろん結果的にはFBIとレッドが、これを阻止。
今回FBIで活躍したのはリズとサマール。
この2人は途中衝突するんだけど、ウィルスを浴びたサマルを勇気づけたリズはカッコ良かったな。
リズの行動によってレッドも問題解決に本気になった。
シーズン2のリズはトムの件から少し荒んでいるような感じなので、今回の熱いシーンはタイミングも良かったと思う。
行動そのものは理にかなっていないし、無駄死の可能性も高いけど、人間こういうのは必要だよね。
それ以外のシーンでも、子供のシーンなど、トムとの関係について痛手を負ったリズの内面を描くシーンが多かった。
これはトムの本格的な再登場が近いのかな?
それとも別の狙いがあるのか?
そういえばついにレッドは自分の娘を見つけ出したけど、あの骨格とか輪郭から推測すると、彼女とリズは同じDNAっぽい。
そろそろリズとレッドの関係が明らかになりそう。
その関係だけど、ベルリンは確か、リズの存在からレッドを見つけ出したと言っていた。
そういうのを考えると、なんか引っかかることが多いよね。
単なる姉妹ではないと考えるのが普通かな。
それから今回の一話は、今後の序章みたいな位置づけになるようだ。
まずリズはレッドの監視(ガード)を撒いて、一体何をしているのか?
あの場所には何があるんんだろう?
そしてレッドの娘。さらに一緒にいる男。
ここはどうしてもベルリンの影を感じる。
あと一番の謎は、ザ・フロントの女性の持っていた鍵。
最近のブラックリストの鍵といえば、リズが開けようとしている、あの鍵穴だよね。
アレなのかどうかは別として、なんでレッドが欲しがる鍵をベックの彼女(?)が持っているのか?
例によって何の説明も無いので、推測すらできない。
今までも多くあったこのパターンだけど、ベルリンの存在がハッキリした今だと、今度の謎は別の真相につながるはず。
ベックも鍵のことは何も知らなかったようなので、この謎をを知るのは、あの女性とレッドだけ。
いや~、気をもたせるのがうまいよなぁ。
そして予告ではどこかの地下室の鍵のようだった。
あれ?リズが持ってたあの鍵は何だろう?
レッドのものと同じものか?それとも別か?
普通は別だろうけど(笑)、なかなか盛り上がる演出だと思う。

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